Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
若木 守明 東海大学, 工学部, 教授 (20100993)
小林 行泰 国立天文台, 光学・赤外線天文学研究系, 助教授 (50170361)
山下 卓也 国立天文台, 光学・赤外線天文学研究系, 助手 (00211631)
中桐 正夫 国立天文台, 光学・赤外線天文学研究系, 助手 (00124678)
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Budget Amount *help |
¥17,000,000 (Direct Cost: ¥17,000,000)
Fiscal Year 1992: ¥17,000,000 (Direct Cost: ¥17,000,000)
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Research Abstract |
本年度は赤外線カメラとデータ取得システムを完成させた.これらを宇宙研1.3m赤外線モニター装置に取付けて初期観測を行ない,ほぼ予定どうりの性能が達成されていることを確認した.また,色消しプリズムの光学設計製作を行なった. 1)光学系の検査;峰崎;室温および冷却時の双方の条件下で,光学系の検査を行ない,ほぼ予定の性能を満たしていることを確認した. 2)読みだし装置;小林,和瀬田;性能評価を行ない,所定の性能が得られた. 3)検出器;房,峰崎;性能評価と各種パラメータ(量子効率,暗電流,読みだし雑音,迷光)の測定を行なった. 4)データ取得ソフトウエア;小林,中村,和瀬田,房,峰崎;ネットワーク経由でのデータ取得ソフトを完成させ,Xウインドウシステムを用いたマンマシンインターフェイスを構築した. 5)色消しプリズム;房;4枚合わせのプリズムを設計して,所期の仕様を達成した. 6)偏光計;和瀬田;偏光計制御システムを完成させた. 7)初期観測;全員;1月26日から3週間,宇宙研で観測を行なった.最初の1週間は光軸,データ取得システム調整を行ない,後半の2週間,試験観測を行なった.試験観測ではオリオン分子雲のJ,H,K'3バンドで,15x15分の領域のマッピング,その後,その1部分に対してK'バンドでの偏光マッピングを行なった.現在,得られたデータの解析を続行しつつある.後夜半には銀河団のサーベイ観測を行なった.
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