Project/Area Number |
04236105
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
長尾 真 京都大学, 工学部, 教授 (30025960)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中村 裕一 筑波大学, 電子情報工学系, 講師 (40227947)
小川 英光 東京工業大学, 工学部, 教授 (50016630)
安西 祐一郎 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (40051875)
豊田 順一 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (00029456)
國井 利泰 (国井 利泰) 会津大学, コンピュータ理工学部, 教授 (50013743)
今井 四郎 北海学園北見大学, 教授 (70000586)
堂下 修司 京都大学, 工学部, 教授 (00025925)
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Project Period (FY) |
1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥112,700,000 (Direct Cost: ¥112,700,000)
Fiscal Year 1994: ¥35,700,000 (Direct Cost: ¥35,700,000)
Fiscal Year 1993: ¥42,000,000 (Direct Cost: ¥42,000,000)
Fiscal Year 1992: ¥35,000,000 (Direct Cost: ¥35,000,000)
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Keywords | 感性情報処理 / 画像処理 / 音声・音響情報処理 / センサーフュージョン / 人の表情 / 視覚心理 / 聴覚心理 / 音声感性情報 / 音響感性情報 / 画像感性情報 / 動作解析とセミオティックス / 学習 / 感性情報評価 / 感性の発現機構 / 感性情報処理モデル / モデリング / 認知モデル / 音声・音響 / イメージ / 因子分析 / 顔 |
Research Abstract |
感性情報は情報科学でこれまで取り扱ってきた情報に比べ、はるかに微妙なものであり、また主観的、多義的、状況依存的で曖昧なものである。従って、情報科学的なアプローチと心理学、認知科学的アプローチの両者の共同により、この微妙で曖昧な情報の客観的な記述と抽出、感性情報のモデリングの研究を行った。得られた成果は次のようである。 多くの会合を持ち、討論を行なって、感性情報の概念を明らかにした。 (全研究分担者)変換構造説に基づいて感性的情報の認知機構を明らかにした。 (今井) 画像パターンの学習汎化能力に感性的情報がどのようにかかわるのかの学習モデルを作成した。 (小川) 官能検査法の感性の計測に利用する方法を明確化した。 (増山) 新しい人間の視覚現象を発見し、そのメカニズムの研究を行い、画像の認知における感性の働きを究明した。 (江島) 微妙な曲率をもった曲面の見え方の画像解析の研究を行い、三次元世界と二次元世界との対応について究明した。 (長尾、中村) 雑音の聞こえ方についての実験を行ない、人間の感性にかかわる概念との関係を明かにした。 (難波) 音声の微妙な特徴の抽出の研究を行ない、同様な概念との関係をを明かにした。 (河原) 人間の表情変化の計測をし、その位相情報を取り出し、人間の感情との関係を明かにした。 (国井) ロボットのセンサーフュージョンと自律性についての実験を行ない、感性的行動のできるロボットの基礎を与えた。 (安西) ソフトウェアの使い易さ、使いにくさを感性的立場から評価した。 (豊田) テキスト・リーディングにおける人間の眼球運動の観察を行ない、視覚の感性的側面が果たす役割、効果を明かにした。 (苧阪)
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