Project/Area Number |
04242105
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Osaka City University |
Principal Investigator |
伊藤 公一 大阪市立大学, 理学部, 教授 (70029403)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
安積 徹 東北大学, 理学部, 教授 (90013490)
林 久治 理化学研究所, 主任研究員 (50087508)
山口 兆 大阪大学, 理学部, 教授 (80029537)
杉本 豊成 大阪市立大学, 先端科学研究所, 教授 (30093256)
木下 實 山口東京理科大学, 基礎工学部, 教授 (40011530)
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Project Period (FY) |
1992 – 1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥64,100,000 (Direct Cost: ¥64,100,000)
Fiscal Year 1995: ¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 1994: ¥12,900,000 (Direct Cost: ¥12,900,000)
Fiscal Year 1993: ¥7,000,000 (Direct Cost: ¥7,000,000)
Fiscal Year 1992: ¥41,200,000 (Direct Cost: ¥41,200,000)
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Keywords | 分子磁性 / スピン整列機構 / 有機強磁性 / 強磁性有機金属錯体 / 有機強磁性金属 / 化学反応の磁場効果 / 同位体濃縮 / ラジカル対 / 有機強磁性体 / 磁性理論 / 反応制御 / 動的挙動 / 電子スピン共鳴 |
Research Abstract |
本科学研究費補助金により、重点領域研究「分子磁性」の平成4年度〜6年度の研究成果をとりまとめ、それを公開した。本重点領域研究は5つの研究項目(A01分子磁性発現とその機構、A02新しい分子磁性系の設計と構築、A03分子磁性の理論、A04分子磁性による反応制御、A05分子磁性の動的挙動)から構成され、各項目について世界をリ-ドする研究成果をあげた。すなわち、1)分子磁性におけるスピン整列機構の解明、2)多数の有機強磁性体の実現、3)強磁性有機金属錯体の開拓、4)強磁性有機金属の設計、5)化学反応の磁場効果による重原子の同位体濃縮、6)強磁場下における新しい磁場効果、7)気相における磁場効果の統一的解釈、8)ラジカル対の構造とダイナミックスの解明、等である。これらのとりまとめと公開は次のように実施した。 ニュースレターの刊行:前年度までに引き続き、8月20日付で第24号(53頁)を刊行し、公開シンポジウムの講演予稿集を兼ねると共に、次年度に開催される「分子磁性」関連の国際会議の案内とした。 公開シンポジウム:第7回分子磁性公開シンポジウムを8月31日〜9月1日に日本化学会館ホールにて開催し、班長から各項目の研究成果をとりまとめて報告すると共に、代表的成果を各項目毎に1件ずつ報告した。講演件数は10件で、参加者は全班員と大学、研究所、および企業関係者を含めて110名であった。 研究経過等の報告:852篇の発表論文リストを含む「研究経過等の報告書」(81頁)を印刷した。また10月17日の研究経過等の報告(ヒアリング)のための説明資料(34頁)を作成した。 研究成果報告書:本年度については予算の都合上、別途予算(研究成果公開促進費・一般学術図書)により刊行した「分子磁性-新しい磁性体と反応制御-」(学会出版センター)をもってかえることとした。
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