Project/Area Number |
04256105
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Osaka University (1994) The Institute of Physical and Chemical Research (1992-1993) |
Principal Investigator |
花岡 文雄 大阪大学, 細胞主体工学センター, 教授 (50012670)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山本 正幸 東京大学, 理学部, 教授 (40114706)
小池 克郎 癌研究所, 遺伝子研究施設, 教授 (30085625)
小田 鈞一郎 (小田 鈎一郎) 東京理科大学, 基礎工学部, 教授 (40012736)
大石 道夫 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (00126004)
石浜 明 国立遺伝学研究所, 分子遺伝, 教授 (80019869)
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Project Period (FY) |
1992 – 1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥183,000,000 (Direct Cost: ¥183,000,000)
Fiscal Year 1994: ¥66,000,000 (Direct Cost: ¥66,000,000)
Fiscal Year 1993: ¥66,000,000 (Direct Cost: ¥66,000,000)
Fiscal Year 1992: ¥51,000,000 (Direct Cost: ¥51,000,000)
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Keywords | 細胞周期 / DNAポリメラーゼα / RNAポリメラーゼ / 不死化遺伝子 / cdc2遺伝子 / c-Myc蛋白質 / Mos蛋白質 / MAPキナーゼ / DNAポリメラーゼalpha / リボゾーム修飾因子 / c-myc遺伝子 / CCG1遺伝子 / PKC / 減数分裂 / EIA遺伝子 / C^-myc遺伝子 / C^-mos産物 / RCCI遺伝子 / SGVIキナーゼ / cAMP |
Research Abstract |
研究代表者および研究分担者の本年度の主な研究業績は以下の通りである。マウスDNAポリメラーゼα/プライマーゼ複合体を構成する4つのサブユニット遺伝子の発現に関与するシス領域を同定した(花岡)。浸透圧ショックで発現する遺伝子の転写昂進は、RNAポリメラーゼ自体がセンサーになっていることを見い出した(石浜)。D群に属する不死化遺伝子を、ヒト第7染色体の2〜3Mbの領域にまで絞り込んだ(大石)。ラットcdc2遺伝子の発現に、E2FがG1/S期境界で特異的に働くことを示した(小田)。マウスId蛋白質に結合するものとして見い出したMIDA1遺伝子のantisenseDNAは、細胞増殖を抑制することを見い出した(帯刀)。c-Myc蛋白質がE2F-RB複合体の解離・会合反応に直接は関与しないことを示した(小池)。SpoOA蛋白質は、そのリン酸化体がダイマーを形成し、SpoOF遺伝子のプロモーター領域に結合し、転写を促進することを明らかにした(小林)。ツメガエル卵成熟過程において、Mos蛋白質の機能が単為発生の抑制にあることを示した(佐方)。dad1変異株tsBN7細胞では、高温下でDAD1蛋白質は、拡散していくゴルジ体の構造と挙動をともにすることを観察した(林)。ショウジョウバエのDREF遺伝子のプロモーター領域を解析し、4つのDRE配列が存在し、そのうち少なくとも上流から3つは転写促進に関与していることを示した(松影)。出芽酵母のMAPキナーゼキナーゼの活性型変異を用いて、動物細胞のRasがRaf-1キナーゼを酵母内で活性化する系を構築した(松本)。マウスweelキナーゼcDNAをクローニングし、その活性制御にリン酸化が関与していることを認めた(安田)。分裂酵母細胞において、減数第一分裂を誘導する際に、Mei2と結合して機能する新規RNA種meiRNAを同定した(山本)。
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