遺伝性ライソゾーム病における変異遺伝子発現機序の解析
Project/Area Number |
04260230
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Tokyo Metropolitan Organization for Medical Research |
Principal Investigator |
鈴木 義之 (財)東京都臨床医学総合研究所, 副所長 (90010389)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石井 達 東京都臨床医学総合研究所, 臨床遺伝学, 研究員 (00222935)
加瀬 良一 東京都臨床医学総合研究所, 臨床遺伝学, 研究員 (20150203)
伊藤 孝司 東京都臨床医学総合研究所, 臨床遺伝学, 研究員 (00184656)
大島 章弘 東京都臨床医学総合研究所, 臨床遺伝学, 主任研究員 (20203763)
桜庭 均 東京都臨床医学総合研究所, 臨床遺伝学, 室長 (60114493)
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Project Period (FY) |
1992
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1992)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1992: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | β-ガライトシダーゼ / 遺伝子変異 / 表現型 / GM_1ガングリオシドーシス / モルキオβ病 / β-ガラクトシドーシス |
Research Abstract |
ヒトのβ-ガラクトシダーゼ欠損を示す病気の中で、酵素自体の遺伝子変異の発現としてのGM_1ガングリオシドーンスとモルキオβ病は、それぞれ中枢神経系を含む全身病、遺伝性骨系統疾患としての臨床出得後を示す。我々はこれまでにβ程の異なった変異を同室したが、その細胞内発現の量、質共に多様であった。特に乳児型GM_1ガングリオシドーシスの日本人疾例には、同じ遺伝子型を示す疾例はなかった。しかもすベての変異において、発現産物に酵素活性を認めることができなかった。他の、相対的に、より軽疾である幼児型GM_1ガングリオシドーシス(日本人)、成人型GM_1ガングリオシドーシス(日本人)、モルキオβ病(日本人)のそれぞれに、共通の変異R201C、I51T,W273Lが見出された。これらの遺伝子発現産物の細胞内動態には、著しい違いがみらた。モルキオβ病日人疾例には、これまでのところ、共通の出身地、祖先らしい家系はみつかっていない。しかも最近、イタリアの乳児型GM_1ガングリオシドーシス疾例に、我々がモルキオβ病に見出したW4824変異が多いと報告された。我々はこれまで異なった表現型をとるβ-ガラクトシーダーゼ欠損疾として記載されてきたこれらの病気が、しつの遺伝子の異なった変異の結果生じた現象であること、そして同じ変異が、全く異なった表現型をとる疾例に共通に存在する場合があると結論し、このグループの病気をまとめてβ-ガラクトシドーシスと行うことを提唱した。
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Report
(1 results)
Research Products
(8 results)