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酵母シトクロムC_1のアセンブリーの分子機構

Research Project

Project/Area Number 04266209
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas

Allocation TypeSingle-year Grants
Research InstitutionNagoya University

Principal Investigator

遠藤 斗志也  名古屋大学, 理学部, 教授 (70152014)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 中井 正人  名古屋大学, 理学部, 助手 (90222158)
Project Period (FY) 1992
Project Status Completed (Fiscal Year 1992)
Budget Amount *help
¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 1992: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Keywords酵母 / シトクロムC_1 / 電子伝達系 / アセンブリー / シトコンドリア
Research Abstract

酵母シトクロムc_1が、ミトコンドリアの膜間部にどのような分子機構で仕分けられるのかを明らかにするための第一歩として、ミトコンドリア内で外膜と膜間部の間、膜間部とマトリクスの間でのタンパク質の仕分けに関与するタンパク質の遺伝子を、酵母を用いた分子遺伝学的手法で検索した。シトクロムc_1の膜間部への仕分けシグナルを外膜行きのシグナルに置き換えた融合タンパク質が、シトクロムc_1欠損株において膜間部に誤って仕分けられ、呼吸能を回復するような突然変異株を単離した。変異株について遺伝学的解析を行い、最終的に二つの異なる遺伝子の変異に由来する変異株を得、現在変異遺伝子をクローニング中である。マトリクスに仕分けられるべきCOXIVタンパク質のマ村リクス行きのシグナルを膜間部行きのシグナルに置き換えた融合タンパク質が、COXIV欠損株において誤ってマトリクスに仕分けられ、呼吸能を回復するような、マルチコピーサプレッサー遺伝子を検索し、遺伝子を単離、塩基配列を決定した。また、エピトープ・タギング法により、このタンパク質がミトコンドリア内膜に在って、膜間部側に露出していることを明らかにした。次にこの遺伝子を破壊した二倍体株を作製し、テトラッド解析を行ったところ、遺伝子破壊株はグルコース培地でもグリセロール培地でも、常温でも高温でも増殖能を示し、この遺伝子が単一で酵母の増殖、ミトコンドリア機能に必須の働きはしていないことが分かった。

Report

(1 results)
  • 1992 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 遠藤 斗志也: "タンパク質のミトコンドリア内での仕分け経路" 化学. 48. 144-145 (1993)

    • Related Report
      1992 Annual Research Report

URL: 

Published: 1992-04-01   Modified: 2016-04-21  

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