Project/Area Number |
04354017
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Research Category |
Grant-in-Aid for Co-operative Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
物質生物化学
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
岩渕 雅樹 京都大学, 理学部, 教授 (30000839)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴木 義昭 岡崎国立共同研究機構, 基生研, 教授 (50132733)
石井 俊輔 理化学研, 分子遺伝, 主任研究員 (00124785)
谷口 維紹 大阪大学, 細生工センター, 教授 (50133616)
半田 宏 東京工大, 生命理工学部, 教授 (80107432)
藤井 義明 東北大学, 理学部, 教授 (00098146)
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Project Period (FY) |
1992
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1992)
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Budget Amount *help |
¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 1992: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | 遺伝子制御ネットワーク / 細胞機能分化 / 国際研究動向 / 転写因子 / 重点領域研究 |
Research Abstract |
遺伝子の情報発現制御の多くは転写レベルでなされており、これと細胞機能との関わりについての研究は国際的に活発に行われている。わが国においても、真核生物遺伝子の転写制御についてはこれまで重点領域研究として取り上げられ、国際的にも注目される研究成果があげられている。本研究では、これまでの転写制御の研究成果を基盤において、転写制御因子とそれに関わる多くの遺伝子のネットワークを重視した新たなる研究の展開をめざして、「細胞の機能分代に関わる遺伝子制御ネットワーク」というテーマのもとに重点領域研究と立案すべく、関連分野の研究動向と研究方法の調査、分析、さらには検証可能な作業仮説について検討した。研究計画遂行中に申請していた上記重点領域研究の採択内定が得られたので、直ちに最終的計画立案と計画班員の人選を行ない、7月27〜28日東京における幹事会においてその大筋が了承された。さらに11月19〜20日に再度東京において、本班員と重点領域研究の総括班幹事予定者との懇談会が持たれ、この学問分野における研究の国際動向と今後の展望について白熱した議論が展開され、この方面の研究がライフサイエンス分動において益々重要になっていくことの認識の再確認がなされた。 一方、本研究班では、平成5年2月26〜27日の2日間にわたり開かれたワークショップ「転写因子研究の新展開」の若手参加者に旅費の1部を援助した。このワークショップは現在実施中の重点領域研究「転写制御因子」との共催でなされたもので、応募者の中から選ばれた40数名の若手(25〜35)研究者が一堂に集まり学会発表とは全く異なる発表形式で白熱した会が持てたことは極めて意義深いものとなった。本研究により平成5年度発足の重点領域研究の準備状…は万全となった。
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Report
(1 results)
Research Products
(8 results)