Project/Area Number |
04454225
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
公衆衛生学
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Research Institution | Kyoto Prefectural University of Medicine |
Principal Investigator |
川井 啓市 京都府立医科大学, 医学部, 教授 (50079745)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
酒井 敏行 京都府立医科大学, 医学部, 講師 (20186993)
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Project Period (FY) |
1992 – 1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥6,700,000 (Direct Cost: ¥6,700,000)
Fiscal Year 1994: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 1993: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 1992: ¥3,600,000 (Direct Cost: ¥3,600,000)
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Keywords | 癌抑制遺伝子 / RB遺伝子 / ATF / プロモーター / RBF-1 / E4TF1 / Ets / 網膜芽細胞腫遺伝子 / 癌体質診断 / 分子生物学 / 公衆衛生学 / メチル化 |
Research Abstract |
1)網膜芽細胞腫遺伝子(RB)プロモーター領域の最も重要な転写因子であるRBF-1の同定 私達は以前、遺伝性網膜芽細胞腫家系においてRB遺伝子のSp1部位と思われる部位に点突然変異が存在することを見出した。しかしここにはSp1因子が結合したので、これをRBF-1と名づけた。ダイナビーズを用いてこの転写因子を精製したところ、興味深いことにアデノウイルスE4プロモーターの転写因子であるE4TF1と同一のものであった。このことより、E4TF1がRB遺伝子を活性化する重要な因子である可能性が出てきたので、RB遺伝子でなくE4TF1に突然変異があり失活することにより、RB遺伝子プロモーター並びにRB遺伝子の発現が低下して網膜芽細胞腫を始めとする癌家系になる可能性が示唆された。 2)RB遺伝子プロモーター調節因子の検索 RBプロモーターを調節する因子を見出すことは、RB遺伝子プロモーターが失活することにより網膜芽細胞腫の低質になっている人に対して癌体質改善への手がかりを与えることになる。そこで私達はマウス筋芽細胞が分化に伴いRBプロモーター活性が著明に増強することを見出したので、これよりプロモーター活性の増強機構を明らかにした。その結果、RBプロモーターのATF結合塩基配列に結合するある種のATFタンパクが未分化の時に抑制的に働き、分化することによりそのタンパクの結合がはずれるためにプロモーターが活性化されることを見出した。現在その抑制的に働くATFタンパクを同定中である。
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Report
(3 results)
Research Products
(10 results)