Project/Area Number |
04454531
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Biological pharmacy
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
中嶋 暉躬 東京大学, 薬学部, 教授 (50012597)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
萩原 健一 東京大学, 薬学部, 助手 (40192265)
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Project Period (FY) |
1992
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1992)
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Budget Amount *help |
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 1992: ¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
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Keywords | 神経毒性物質 / 南米産ハチ毒・クモ毒 / パプアニューギニア産ハチ毒 / マダガスカル産クモ毒 / G蛋白質修飾物質 / ペプチド毒 / HPLC分析 / GABAアゴニスト |
Research Abstract |
南米、パプアニューギニア、マダガスカルで採取したハチ、クモ等の毒液について新しい神経毒性物質の探索を行った。 1)ハチ毒成分の解析:特に細胞膜結合性GTP結合蛋白質の機能を修飾する毒成分の検索を行い以下の新ペプチドを単離した。 a)INWAKLGKLALGAL NH_2 パプアニューギニア産 b)INWSKLLSMAKEVI NH_2 パプアニューギニア産 c)INWKALLOAAKKVL NH_2 南米産 d)ILGTILGLLKGL NH_2 南米産 e)SIKEKICKIIEAKIGKKPPFCP 南米産 これらのうちペプチド-dとペプチド-eは東洋熱帯のハチ毒からは得られない全く新奇なものであった。マダガスカル産のものは現在検討中である。 2)クモ毒成分の解析:南米産のクモPamphobeteus属、Acanthoscrria属のクモ毒からは以外にもGABAアゴニストと思われる毒成分が存在した。またマダガスカル産のクモ5種類(種類同定中)の毒成分をHPLCで分析したところAraneid科に属すると思われる種、およびCyclosa属のクモ毒中にはHPLCのパターンのみからの判定ではあるが新しい毒成分が含まれていることが判り、構造の解明に着手した。
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Report
(1 results)
Research Products
(4 results)