現代フランス語の「場所」を表す前置詞の選択に関与する諸条件とそのメカニズムの解明
Project/Area Number |
04610287
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
仏語・仏文学
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
山田 博志 筑波大学, 現代語・現代文化学系, 講師 (10200734)
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Project Period (FY) |
1992
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1992)
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Budget Amount *help |
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1992: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | フランス語 / 前置詞 |
Research Abstract |
本研究は現代フランス語の「場所」を表す前置詞に関して、どの前置詞がどのような文脈で用いられるか検討することによって各々の前置詞の選択に関与する諸要素を抽出し、更に得られた結果をプログラミング言語であるPrologを用いてパーソナルコンピュータ上のプログラムとして実現することによってその正当性を検証することを目指すものである。 今年度は以下の作業を行った。 1.「場所」を表す前置詞について、基本的には「選択」、「対立」といった概念を重視する機能的立場にたちつつ、具体的な調査を進めた。特に前置詞a^^`と他の「場所」の前置詞(dans,sur,sous,devant,derrie^^`re)の間にみられる類似点と相違点に着目し、各々の前置詞の具体的な分析を進める際の前提となる基本的な枠組みについて考察した。 2.前置詞a^^`について、それが用いられる文脈的条件を明らかにするため、Dictionnaire du francais langue e^^`trange^^`re Niveau 2に見出し語として載っている名詞のうち広い意味での「場所」に関する意味を持つと思われる名詞(400余り)を抜き出し、前置詞a^^`と共起可能かどうかを調査した。その際特に名詞に付く限定詞の種類などの文脈的条件に注意を払った。この作業は現在進行中であるが、1.で見たa^^`と他の「場所」の前置詞との基本的な性格の違いを裏付ける結果が得られるのではないかと思われる。 3.Prologを用いた自然言語処理のための基本的事項の研究を行った。前置詞の分析によって得られたデータを基にしたプログラムの作成には次年度以降に取りかかる予定である。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)