Project/Area Number |
04630069
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
商学・経営学
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Research Institution | University of Nagasaki |
Principal Investigator |
稲永 明久 長崎県立大学, 経済学部, 講師 (40099718)
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Project Period (FY) |
1992
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1992)
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Budget Amount *help |
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1992: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 経営情報の認識度調査分析 / 総合経営情報管理システム / 暗黙知情報の戦略的活用 / 暗黙知情報の組織認知 / 暗黙知情報の組織同化 / 経営情報の組織同化 / 情報創発空間としてのオフィス / 在庫管理重視型生産管理システム |
Research Abstract |
本研究は、地域中小企業の成長事例を取り挙げ、その組織体の内部及び外部で発生する暗黙知情報の入手とその組織認識過程を解明して、経営情報としての暗黙知情報の組織同化とその戦略的活用に関して学術的かつ実証的に研究を進め、以下のような研究実績を得た。 1.わが国中小企業の経営環境と諸外国のそれと対比することによる正確な状況把握のための文献・資料研究では、特に中小企業の面からドイツ、アメリカ合衆国について調査したが適切な対比による満足できる比較成果を得ることができなかったが、この点については今後継続してその独自性を研究する必要性がある。 2.地域中企業の現状と地域住民への役割に関する調査(アンケート、ヒアリング調査を含む。)では、地域中小企業の現状を中小企業事業団等の調査資料並びに直接地域の中小企業を訪問してヒアリングを含め調査を行い、経営情報の中でも特に暗黙知情報の組織同化について究明し、その概念構造づくりに関して研究実績を得た。 3.近年、成長著しい地域中小企業の組織体の内部及び外部で発生する暗黙知情報の入手とその組織認識過程を解析して、経営情報としての暗黙知情報の組織同化とその戦略的活用に関して解析を行い、概ね期待の研究成果を得ることができた。 4.今後の研究目標として、経営情報としての暗黙知情報並びに経営情報の戦略的活用に関して地域産業振興との係りについて国内は当然のことながら、諸外国、特に、ドイツ、アメリカ合衆国、中華人民共和国などとの比較研究を行いたい。
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