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スメール流と、その横断的葉層構造の研究

Research Project

Project/Area Number 04640037
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 代数学・幾何学
Research InstitutionToyama Medical and Pharmaceutical University

Principal Investigator

笹野 一洋  富山医科薬科大学, 薬学部, 助教授 (30187140)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 南部 徳盛  富山医科薬科大学, 医学部, 教授 (60037231)
Project Period (FY) 1992
Project Status Completed (Fiscal Year 1992)
Budget Amount *help
¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 1992: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Keywords力学系 / スメール流 / 非遊走点集合 / テンプレート / 横断的 / 葉層構造
Research Abstract

3次元球面上の非特異スメール流とそれに横断的な余次元1葉層構造の研究において、まず最初に考察しなければならないのが、非特異スメール流の非遊走点集合の近傍において各局所安定多様体を一点につぶすことにより得られる、テンプレートと呼ばれる境界付きの2次元分岐曲面である。特に、ひとつの非特異スメール流の非遊走点集合に対して、それから得られるテンプレートが一意的には定まらないということを考慮すれば、ひとつの非特異スメール流から得られるテンプレート達をお互いに同値と看做すための基本変形・アルゴリズムを決定すること、即ち、テンプレートを流れを保つ微分同相写像に関して分類することが必要となる。研究代表者は、与えられた2つのテンプレート達が流れを保つ微分同相写像によって移しあえるための十分条件が、3次元球面内のイソトピーによって移しあえることと、スプリッティングおよびプランチ・スライディングと呼ばれる操作達によって移しあえることであることを示すことができた。もちろんこれでは結果として不十分であり、これらの操作が必要条件であることをも示す必要があるが、その証明には未だギャップがあり、完全には解決していない。このギャップは、テンプレートを作成する際に使用する横断的な2次元ディスクのとり方を注意深く見てやることによって埋めることが出来る筈であるが、問題は当初予想したよりもデリケートであり、解決が難航しているという状況である。
研究分担者は解析的な立場から流れの軌道の様相の解析に協力すると共に、非線形放物型方程式の解の漸近挙動に関する研究を行なった。

Report

(1 results)
  • 1992 Annual Research Report

URL: 

Published: 1992-04-01   Modified: 2016-04-21  

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