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動的荷重下における鉄筋とコンクリートの付着応力-すべり関係式

Research Project

Project/Area Number 04650425
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field コンクリート工学・土木材料・施工
Research InstitutionThe University of Tokushima

Principal Investigator

島 弘  徳島大学, 工学部, 助教授 (00196461)

Project Period (FY) 1992
Project Status Completed (Fiscal Year 1992)
Budget Amount *help
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 1992: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Keywords付着応力-すべり関係 / 動的荷重 / 載荷速度 / 局所付着応力 / ひずみ分布 / 異形鉄筋 / コンクリート強度 / 鉄筋径
Research Abstract

本研究の目的は,動的荷重下において付着構成則に及ぼす荷重速度の影響を明らかにし,時間の影響が考慮できる付着構成式を定成化することである.
研究方法および成果は,
1.実験・・・・・断面が40cm×40cmのコンクリートブロックの中心に埋め込んだ鉄筋の引抜き試験を行った.実験条件は荷重速度として,衝撃荷重から静的荷重までに相当する数段階の荷重速度でそれぞれの供試体に載荷した.その結果から得られた新たな知見は,以下のものである.
(1)鉄筋とコンクリートの付着応力-すべり関係は,載荷速度によって大きく影響される.
(2)載荷速度が異なるときの最大付着応力は,載荷速度の対数に対して直線的に変化する.
(3)載荷速度が異なるときの付着応力-すべり関係の曲線形は,静的試験から得られた付着応力-すべり曲線を付着応力の軸方向に拡大・縮小することで表すことができる.
2.定式化・・・・・上記の動的引抜き試験の実験結果に基づいて付着応力-すべり関係に及ぼす荷重速度の影響の定式化を行った.定式化は,申請者らが過去に静的荷重下で求めた付着応力-すべり-ひずみ関係の考え方に基づいて,これに荷重速度の影響を取り入れた.その結果は,(1)動的荷重下における鉄筋とコンクリートの付着応力-すべり関係は,τ(ε)=f'c^<2/3>(1.94+0.153logε)(1-exp(‐40s^<0.6>))で精度よく表すことができることが明らかになった.

Report

(1 results)
  • 1992 Annual Research Report

URL: 

Published: 1992-04-01   Modified: 2016-04-21  

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