高歪みシクロプロペニルカチオン類を利用する有機合成
Project/Area Number |
04650782
|
Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Synthetic chemistry
|
Research Institution | Osaka Prefecture University |
Principal Investigator |
井上 博夫 大阪府立大学, 工学部, 教授 (10081316)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松村 昇 大阪府立大学, 工学部, 助手 (40125274)
春木 英一 大阪府立大学, 工学部, 講師 (90081322)
|
Project Period (FY) |
1992 – 1993
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1992)
|
Budget Amount *help |
¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 1992: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
|
Keywords | トリアルキルチオシクロプペニルカチオン類 / インドリジン誘導体 / ヘテロペンタレン誘導体 / ピリジン誘導体 / アレン誘導体 |
Research Abstract |
芳香族性の三員環構造をもつ高歪み化合物、シクロプロペニルカチオン類を用い、求核試薬の付加と環開裂反応により、種々の生成物への誘導を行なった。即ち、トリアルキルチオシクロプペニルカチオン類と求核試薬から生ずるビニルカルベン中間体を利用して、以下の高効率新反応を確立することに成功した。 1.ビリジンおよびアゾール類からインドリジンおよびヘテロペンタレン誘導体の合成と展開 (1)ピリジンからインドリジン誘導体の合成 (2)アゾール類からヘテロペンタレン誘導体の合成 (3)イソニトリルカルバニオンからピリジン誘導体の合成 2.ジアルキル銅リチウム類を用いたアレン誘導体の合成 以上、(1)及び(2)についてはJ.Heterocycl.Chem.に報告した。また、その他については日本化学会および他の種々の学会で発表した。これらについても種々の雑誌に発表する予定である。
|
Report
(1 results)
Research Products
(1 results)