Project/Area Number |
04660229
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Kagoshima University |
Principal Investigator |
手島 新一 鹿児島大学, 水産学部, 教授 (70041704)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
越塩 俊介 鹿児島大学, 水産学部, 助手 (60186666)
金澤 昭夫 鹿児島大学, 水産学部, 教授 (70041697)
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Project Period (FY) |
1992
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1992)
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Keywords | プラスチン / 必須アミノ酸 / クルマエビ / ティラピア / 飼料 / タンパク質 |
Research Abstract |
一般に、アミノ酸組成に欠陥のある飼料タンパク質の栄養価を改善する目的で、養魚飼料に結晶アミノ酸を補足することが試みられているが、クルマエビやティラピアの場合は必ずしも成長は改善されない。そこで、筆者は酵素的装飾によりペプチド鎖の中に必須アミノ酸を導入した機能性タンパク質様高分子化合物(プラスチン)を作製し、飼料に添加してタンパク質の栄養価を改善しようとした。まず、必須アミノ酸導入プラスチンの作製方法について検討し、大豆プラスチン分子にメチオニン、リジンおよびトリプトファンをかなり高収率で導入できることを明らかにした。アルギニンの場合も、プラスチン分子内に導入することは可能であったが、その導入率は低かった。つぎに、メチオニン導入大豆プラスチン(met-PLS)を飼料に補足すると、結晶メチオニンの場合よりも、優れた補足効果を示し、成長、飼料効率およびタンパク効率が改善されることがわかった。しかし、リジン導入大豆プラスチン(Iys-PLS)は、ティラピアに対して、結晶リジンよりも優れた添加効果を示す傾向がみられたが、その効果はそれほど著しいものではなかった。
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