光センサとマイコン制御による不出芽苗ブロック位置検出装置について
Project/Area Number |
04660270
|
Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
農業機械
|
Research Institution | Nihon University Junior College |
Principal Investigator |
青山 友雄 日本大学短期大学部, 農学科, 助教授 (10059793)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
世良田 和寛 日本大学, 農獣医学部・農業工学科, 助教授 (20059679)
宮本 真吾 日本大学, 農獣医学部, 講師 (20174211)
山沢 新吾 日本大学, 農獣医学部, 教授 (40015607)
|
Project Period (FY) |
1992 – 1993
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
|
Budget Amount *help |
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 1993: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 1992: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
|
Keywords | 不出芽苗ブロック / 反射型光ファイバユニット / ロッドレスエアシリンダ / ステッピングモータ / マイコン制御 / レタス / 育苗箱 / 苗検出 / 不出芽苗 / 欠株 / 光センサ / 検出 |
Research Abstract |
不出芽苗ブロックを検出するセンサに反射型光ファイバユニットを、センサ移動用アクチュエータにはロッドレスエアシリンダをそれぞれ用いた試作装置を完成し、性能実験を行った。結果については本年度学会誌に発表した。エアシリンダは圧縮空気利用で育苗環境には優しいが、センサや台車の微少移動や定常速度移動には適さないこと、また、反射型光センサは対象物体からの反射光の拡散現象などによる苗検出の誤動作が多いことなどが実験の結果明らかとなった。 センサおよび台車の移動距離や速度の安定化をはかるため、試作装置の改造に取り組んだ。アクチュエータをロッドレスシリンダからステッピングモータに変更した。マイコン内にはステッピングモータおよび検出データ取り込み用インターフェースボードを組み込み、システムの制御はプログラム方式とした。また、検出精度を高めるためセンサは反射型光ファイバユニットから透過型光ファイバユニットに変更した。試作に時間を要したため性能試験とその結果の取りまとめは、当年度に終了出来ず次年度送りとなった。予備的な性能実験を数回行った限りでは、改造前に比較して良好な結果が得られた。今後引き続き実験を行う予定でいる。 生産農家での聞き込みや現地調査のから、現在改造試作中の装置はレタス、キャベツと言った軟弱緑黄野菜以外に株植え花卉苗などへの実用化の可能性も見込まれると思量された。
|
Report
(2 results)
Research Products
(1 results)