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ラット延髄スライス標本による循環中枢ニューロンのグルタミン酸リセプターの研究

Research Project

Project/Area Number 04670066
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Neurophysiology and muscle physiology
Research InstitutionGunma University

Principal Investigator

三浦 光彦  群馬大学, 医学部, 教授 (50009130)

Project Period (FY) 1992
Project Status Completed (Fiscal Year 1992)
Budget Amount *help
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 1992: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Keywords循環中枢 / グルタミン酸リセプター / C-fos法
Research Abstract

本研究は延髄循環中枢機構の細胞レベルでの解明に属する課題である。
第Iの目標である延髄循環中枢神経細胞の特定はC-fos法により可能になりつつある。すなわち、循環調節入力は当該神経細胞を興奮させ、神経細胞核内にFos蛋白を出現させる。Fos蛋白はHRP反応でラベルされ、その分布が孤束核、網様体腹外側浅在野(尾側、頭側)、外側結合腕傍核などに鮮明に可視化された。この成果は平成5年3月の日本循環器学会のシンポジューム及び4月の日本生理学会のシンポジュームで発表する。さらに、C-fos法を脳スライスに応用するために、ラベル物質として蛍光色素の使用を現在テスト中である。
第2の目標である延髄スライス標本から循環中枢神経細胞の電気的活動を記録することは100%酸素で飽和されたHEPES緩衝人工脳脊髄液を用いてスライス標本を潅流することで容易に実現できた。驚くべきことは、上記孤束核でも網様体腹外側浅在野でも多くの神経細胞がペースメーカー型の発射活動を示したことだった。本研究に先立っホールボデーの実験では、3種のグルタミン酸受容体アゴニストで網様体腹外側浅在野を刺激するとそれぞれ感受性を異にする循環・呼吸反応の誘発をみたが、ペースメーカー型神経細胞に関してはこれを裏付ける実験結果を得られなかった。従って、今後ペースメーカー型以外の循環中枢神経細胞でも上記のテストを拡大施行する必要がある。これを実現するために、第Iの目標でえられたC-fos法の応用は有効であると考えられる。

Report

(1 results)
  • 1992 Annual Research Report

URL: 

Published: 1992-04-01   Modified: 2016-04-21  

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