Project/Area Number |
04670149
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
General medical chemistry
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Research Institution | Kumamoto University |
Principal Investigator |
堀内 正公 熊本大学, 医学部, 教授 (10117377)
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Project Period (FY) |
1992
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1992)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 1992: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
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Keywords | メイラード反応後期生成物 / 糖尿病合併症 / 老化現象 / 細胞膜レセプター / レセプタークローニング / グリケーション |
Research Abstract |
メイラード反応はタンパク質、ペプチド、アミノ酸などのアミノ基が求核試薬として還元糖と反応してシッフ塩基を形成し、アマドリ転移生成物に至る前期段階と、これが更に長時間の反応を経て、蛍光、褐色変化、分子架橋などを特色とする後期段階生成物(Advanced Glycation End products:AGE)に移行する後期段階の二つに区別できる。AGEは糖尿病合併症の発症や老化現象に深く関与していることが指摘され、特に、AGEに対する細胞膜レセプター(AGEレセプター)が、生理機能解明の重要な糸口として最近注目されている。本レセプターはマクロファージ系細胞に特徴的に発現し、AGE化タンパク質のみならず、種々のアルデヒド修飾タンパク質をもリガンドとして認識し、幅広いリガンド特異性を有する。本研究ではAGEレセプターの単離および単離レセプターの部分アミノ酸配列に基づいてレセプターcDNAクローニングを試み、以下の結果を得た。 レセプターを豊富に発現しているU937細胞の細胞膜分画からAGEレセプターを可溶化し、AGE-BSAアフィニティーカラムに結合させて、塩濃度を上昇させて溶出すると、90Kd、47Kd、35Kd及び18Kdの4つのAGE結合タンパク質が分離された。N末端部分[10-18個]のアミノ酸配列の決定を行なった結果、90Kdタンパク質はバロシン含有タンパク質と同一であることが判明した。また、47Kdタンパク質はP450IIDと同一であり、また18Kdタンパク質はヒストンH28.1と同一であった。しかし、35Kdタンパク質の部分アミノ酸配列を共有する既知のタンパク質は見い出せなかったので、この配列に基づいて合成オリゴヌクレオチドを作製した。現在、この合成オリゴヌクレオチドをプローブとして、U937細胞から調製したcDNAライブラリーをスクリーニングしている。
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