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ヒトのインスリン感受性と交感神経活動性の関連

Research Project

Project/Area Number 04670546
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Circulatory organs internal medicine
Research InstitutionUniversity of the Ryukyus

Principal Investigator

瀧下 修一  琉球大学, 医学部, 助教授 (90108712)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 川副 信行  琉球大学, 医学部, 講師 (10177694)
Project Period (FY) 1992
Project Status Completed (Fiscal Year 1992)
Budget Amount *help
¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 1992: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Keywordsインスリン感受性 / 交感神経 / 血圧 / メンタルストレス / 尿中Na排泄量
Research Abstract

正常血圧の健康青年男子を対象に、人工膵(日機装社製STG-22)を用いて、正常血糖高インスリンクランプを行った。血圧は橈骨動脈でのトノメトリー法で連続的に記録した。1時間の対照期の後、インスリンクランプを開始し、1.5時間のコントロールクランプ期、30分のメンタルストレス(暗算)期、30分の回復期の順に採血、採尿を行った。インスリン1.12mU/Kg/分の静脈内持続注入により血清インスリン濃度は100μU/ml前後に保たれた。対照期に比ベて血漿カテコラミンはコントロールクランプ期では上昇する傾向にあり、ストレス期では特にアドレナリンの上昇が著明であった。血圧はコントロールクランプ期は一定の変化がなく、ストレス期に上昇する者が多く、心拍数はストレス期に増加した。 尿中へのNa排泄量(FENa)はクランプによって減少したが、ストレスによる更なる減少は明らかではなかった。コントロールクランプ期のブドウ糖注入率が一定になったときの値(M値)に比し、ストレス期のM値は増加し、回復期には減少する傾向が認められた。
血圧、心拍数、血漿カテコラミンの変化から本研究でのメンタルストレスは交感神経一副腎系を十分に亢進させたものと考えられる。しかし、ストレス期ではFENaの減少の増大は明らかではないことや、M値が増加しインスリン感受性が増す傾向にあることは予期せぬ結果である。現在例数を増やし成績の確認および高血圧の家族歴の有無による分析に努めている。さらに、心電図記録および血圧の連続記録からのパワースペクトル分析を行いつつある。血圧記録から圧受容体反射の変化が分析できる可能性があり検討中である。なお、暗算を行わないタイムコントロールを同一人について24時間後に行ったが、前のインスリン値が低値を示し、M値に再現性が見られなかったため、現在は1週間の間隔をおいている。

Report

(1 results)
  • 1992 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 川副 信行: "インスリン抵抗性と高血圧" Chronic Disease. 3. 541-558 (1992)

    • Related Report
      1992 Annual Research Report

URL: 

Published: 1992-04-01   Modified: 2016-04-21  

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