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冠血管内皮細胞が放出するEDRFの左心機能に及ぼす効果

Research Project

Project/Area Number 04670561
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Circulatory organs internal medicine
Research InstitutionTokyo Women's Medical University

Principal Investigator

菅原 基晃  東京女子医科大学, 医学部, 助教授 (60010914)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 近藤 順義  東京女子医科大学, 医学部, 助手 (90178434)
石原 和明  東京女子医科大学, 医学部, 講師 (30119888)
Project Period (FY) 1992
Project Status Completed (Fiscal Year 1992)
Budget Amount *help
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1992: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Keywords内皮細胞 / EDRF / 心筋 / 心機能 / 冠状動脈
Research Abstract

麻酔開胸犬14頭を用いて実験を行った。アトロピンにより自律神経遮断を、インドメサシンによりシクロオキシゲナーゼ遮断を行った後に冠動脈内に選択的にブラディキニン(EDRF放出促進剤)を注入し、心力学パラメータの測定を行った。次に、L-N-モノメチルアルギニン(EDRF合成阻害剤)を注入した後に、再びブラディキニンを同じ方法で投与した。これにより、ブランディキニン投与下で、EDRF放出が刺激されている場合と抑制されている場合の心機能の違いを調べることができる。
心力学パラメータとしては、左室圧、大動脈圧をカテーテル先端圧力計により、左房圧をfluid-filledカテーテルにより、大動脈血流量を電磁血流計により、冠血流量を超音波ドプラ血流計により、心室壁厚変化をドプラ心筋厚変位計により、ECGとともに記録した。記録は全てディジタル・データレコーダにより磁気テープ上に行った。
データ解析は、磁気テープ上のデータをフロッピーディスクに移し、ワークステーション上で行った。
データ量が膨大なため、今年度内に全てのデータの解析を完了することはできなかったが、EDRFの放出促進により、弛緩による左室圧の低下開始の時期、大動脈血流量、左室壁厚の変化率、等に変化を見出した。しかし、ブラディキニンの注入は冠動脈に選択的に行ったにもかかわらず、体循環への影響が少しあらわれ、上に述べた変化はEDRFの効果の他に、大動脈圧低下の影響も含んでいると考えられる。
現在、大動脈圧変化の影響を除去する解析法を検討中である。

Report

(1 results)
  • 1992 Annual Research Report

URL: 

Published: 1992-04-01   Modified: 2016-04-21  

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