Project/Area Number |
04670727
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
General surgery
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Research Institution | Toyama Medical and Pharmaceutical University |
Principal Investigator |
荒井 英樹 富山医科薬科大学, 医学部, 助手 (80222719)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
坂本 隆 富山医科薬科大学, 附属病院, 助手 (90162312)
田沢 賢次 富山医科薬科大学, 医学部, 助教授 (80018887)
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Project Period (FY) |
1992
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1992)
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Budget Amount *help |
¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 1992: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | 有茎腸管平滑筋移植 / Denervation / 平滑筋収縮物質 / 近位結腸貯留能 |
Research Abstract |
遊離腸管平滑筋移植を付加した人工肛門造設術を9年前より施行してきたが、一部に萎縮と思われる症例を経験し、我々は有茎移植を施行してきた。 この際、Denervationの状態が重要となるが、これを基礎実験において、表現できないか検討した。また臨床例において、アンケート調査と、客観的評価をするため、内圧検査を施行し検討した。 雑種成犬を用い、遊離および有茎腸管平滑筋移植を付加した人工肛門造設犬を作製し、2〜3カ月後に各種検査を施行した。 内圧検査では共に昇圧帯を認めた。組織学的検査、筋電図におてい有茎移植群はほぼ正常腸管に近かった。各種の平滑筋収縮物質における移値平滑筋の反応では、Denervationの状態を表現できなかったが、遊離および有茎腸管平滑筋ともよく反応した。臨床例においては、社会復帰状況ではあまり問題にならなかった。また持続的排便は認めなかった。内圧検査による近位結腸貯留能では遊離例より有茎例によい例が多かった。 腸管平滑筋移植を付加した人工肛門造設術では、Overlapし後腹膜ルートのよくDenervationされた有茎移植例が有用である傾向にあった。 今後症例を増やすこと、いかにDenervationするかということや、従来腹会陰式直腸切断術となった患者の一部に対し、有茎移植を利用し外括約筋のみを温存し肛門にて吻合する研究に期待が持たれる。 これらの成果については、第40回日本消化器外科学会総会および、第14回国際大学結腸直腸外科学会議において発表した。
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