Project/Area Number |
04670913
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Orthopaedic surgery
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Research Institution | Kawasaki Medical School |
Principal Investigator |
山野 慶樹 川崎医科大学, 医学部, 教授 (90069013)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
井上 猛 川崎医科大学, 医学部, 助手 (40248232)
奥坊 康士 川崎医科大学, 医学部, 講師 (80169242)
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Project Period (FY) |
1992
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1992)
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Budget Amount *help |
¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 1992: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | 大腿骨頚部 / 内側骨折 / 骨接合 / フックプレート / バイオメカニクス / ねじれ試験 / 荷重試験 |
Research Abstract |
大腿骨頚部骨折骨接合用のフックプレートをデザインして作製し、人体の湿潤骨格標本を用いて生体力学的検索を行った。厚さ3mm、幅13mmのフックプレートを新たに作製し、大腿骨頚部に骨切りし、フックを約60゚に曲げたフックプレートを用いて、臨床例と同様に頚部前面に当てて骨接合を行った。対照として同一個体の対側の大腿骨頚部を同様に骨切りし、ノーレスピンを3本用いて、従来から多用されているmultiple pinningを行った。 荷重試験では骨標本の強さによる個体差がみられたが、骨接合部の緩みの起こる時点でみると、フックプレート固定側では最大500kg量まで耐え、multiple pinning側に比べ1.5-3倍の強度があった。 ねじれ試験も同様に骨標本により差違がみられたが、フックプレート固定側は強く、170-200kg・cmのトルクに耐えた。multiple pinning側ではねじれに対し極度に弱く、10-30kg・cmのトルクで既にズレが起こった。フックプレートのフック部が骨頭に浅く(3cm以下)固定された側では把持が弱く、骨頭とフック部間で緩みがみられた。フック部を骨頭下から骨頭中心を通る方向に刺入し、フックの長さは骨頭径に近い重さが緩みを起こさず、骨頭把持力が最も強かった。プレートの厚さは3mmでは骨に対して強剛すぎ、2.5mmではやや弱いので2.7-8mm程度が良好であった。プレートとフックとの角度は120゚(60゚の曲げ)が最もよく骨折部に適合し、生体力学的にも強固に固定できた。
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