Project/Area Number |
04670997
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Obstetrics and gynecology
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Research Institution | Hamamatsu University School of Medicine |
Principal Investigator |
小林 浩 浜松医科大学, 医学部, 助手 (40178330)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
金山 尚裕 浜松医科大学, 医学部, 講師 (70204550)
寺尾 俊彦 浜松医科大学, 医学部, 教授 (60022852)
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Project Period (FY) |
1992 – 1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 1994: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 1993: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 1992: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 羊水塞栓症 / ムチン母核構造 / モノクロナル抗体 / ムチン / Sialyl Tn(STN) / TKH-2抗体 / 肺 / 羊水 / 胎便 / アルシャンブルー染色 / 免疫組織化学染色 |
Research Abstract |
各種抗体による免疫組織染色 1)実験的羊水塞栓症モデルにおける免疫組織染色 胎便懸濁液のかわりに生理的食塩水を耳静脈より投与したコントロール群のウサギにおいては、TKH-2免疫染色の結果、気管支ゴブレット細胞のみ顆粒状に染色された。一方、アルシャンブルー染色ではTKH-2免疫染色と同様に気管支ゴブレット細胞に染色が認められる以外に気管支軟骨にも陽性所見を認めた。 胎便懸濁液静注後1時間と2時間のウサギにおいてはTKH-2免疫染色の場合、肺小動脈内および肺末梢動脈内に陽性所見を認めた。アルシャンブルー染色においても同部位が青色に染色された。肺静脈内にも弱陽性ながら陽性所見が得られた。しかし、この部位のアルシャンブルー染色は陰性であった。 2)ヒト羊水塞栓症例における免疫組織染色 肺組織のTKH-2免疫染色では全例において肺毛細血管内に陽性所見が得られた。比較的太い血管内にも濃く染色され、この部位には好中球の浸潤が多く認められた。動物実験と同じようにTKH-2免疫染色はアルシャンブルー染色より感度が良好であった。
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