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フッ化物洗口法とシーラントの併用による総合的う蝕予防管理に関する研究

Research Project

Project/Area Number 04671260
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 小児・社会系歯学
Research InstitutionNiigata University

Principal Investigator

小林 清吾  新潟大学, 歯学部, 助教授 (50153614)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 峯田 和彦  新潟大学, 歯学部, 助手 (80229781)
葭原 明弘  新潟大学, 歯学部附属病院, 助手 (50201033)
Project Period (FY) 1992
Project Status Completed (Fiscal Year 1992)
Budget Amount *help
¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 1992: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Keywords学校歯科保健 / シーラント / フッ化物洗口法 / スクリーニング
Research Abstract

本研究は、フッ化物洗口法を長期に渡り実施している集団に対し、シーラント処置を併用することで得られるう蝕予防のMaximum effectを明らかにするとともに、費用効果率の面からみた合理的なシーラント応用法を確立することを目的としている。フッ化物洗口法を4歳児から経験している新潟県西蒲原郡弥彦村立弥彦小学校の学童を対象とした。同校の1〜6年生におけるMean DMFTは、ベースラインである1992年春の時点で0.39と極めて低いう蝕有病状態であり、う蝕の93.7%が小窩裂溝に限局していた。春・秋年2回の学校歯科検診時に、永久歯について歯面単位の視診型検診を実施し、軽度スティッキー感のあるアブノーマルな臼歯部小窩裂溝に対して、咬合指数、咬合面歯垢指数(OPI)、歯種および学年の4指標の組み合わせにより、経過観察歯およびシーラント処置対象歯を選定し、対象歯に対してシーラント処置を行った。この際、スクリーニングされた歯牙およびシーラント処置後の状態を口腔内写真機を用い記録した。また、シーラントの保持率等を数量化し、コンピュータに入力した後解析を行った。
その結果、92年春には、アブノーマルな小窩裂溝として103歯面が検出され、スクリーニングにより57歯面がシーラント処置対象歯となった。また、92年秋には82歯面が検出されそのうち40歯面がシーラント処置対象歯となった。92年春に管理対象となった歯牙の6カ月後の経過を評価した結果、シーラント処置歯57歯面のうち、92年秋の時点で脱落が認められた歯面は7歯面(保持率:87.7%)であったが、そのうちう蝕に進行した症例は1例もなかった。また、経過観察歯となった46歯面のうちう蝕に進行したのは4歯面であった。
今後、比較対照群として、弥彦村に隣接し4歳児からフッ化物洗口法を実施している西蒲原郡岩室村の和納小学校を選定し、同校学童において、シーラント処置を行わない状態でのアブノーマルな小窩裂溝の経過を調査していく予定である。

Report

(1 results)
  • 1992 Annual Research Report

URL: 

Published: 1992-04-01   Modified: 2016-04-21  

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