絨毛性腫瘍の産生する糖鎖構造を異にするRCGのヒト甲状腺ホルモン産生促進作用
Project/Area Number |
04671498
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
内分泌・代謝学
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Research Institution | Tokyo Women's Medical University |
Principal Investigator |
佐藤 幹二 東京女子医科大学, 医学部, 助教授 (60138857)
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Project Period (FY) |
1992
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1992)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1992: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | 悪性絨毛上皮腫 / 甲状腺機能亢進症 / RCG / 抗TSHレセプター抗体 |
Research Abstract |
悪性絨毛上皮腫では甲状腺機能亢進症を呈するものがあり、その成因として腫瘍細胞の産生するRCGが原因とされているが、直接の仮説を証明した報告はない。我々は、バセドウ病の手術時に得られたヒト甲状腺を濾胞状態で培養することになり、0.1μδ/mlのT5Hに反応して^<125>±を取りこみ、培養液中に^<125>I-T_4を分泌するバイオアッセイ系を確立している(文献1)。そこでこのヒト甲状腺濾胞の浮遊培養系に種そのRCGを添加して甲状腺ホルモン分泌刺激活性(THRA)^*を検討した。 高度に絨化されたRCGではTHRAはほとんど認められず、純度の低いRCGではTHRAが認められた。さらに脱シアル化したRCGではTHRAが増強され、また絨毛上皮腫由来のRCGにも強力なTHRAが認められた。これらのRCGのTHRAはblocking type の抗TSHレセプター抗体により阻止されたので、RCGはTSHレセプターを介して、甲状腺ホルモン分泌を促進をしていることが明らかにされた(文献2)。 さらにこのバイオアッセイ系を用いて、IL-αで活性化したリンパ球をガン患者に投与する治療法(LAK療法)^+のときに副作用として生ずる甲状腺機能低下症を in vrtroで再現することができ、その一因として interferan-γ が関与していることを明らかにした(文献3)。またinterferon-αにも甲状腺ホルモン分泌抑制作用があることを見いだしており、interferon-α治療時に生ずる甲状腺機能低下症の成因についても検討中である(文献4)。 *THRA=thyroid hormone-releasing qcfiuify +LAK=bymphokine-activated Killes cell
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Report
(1 results)
Research Products
(4 results)