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呼吸筋の酸素消費量は持久的トレーニングによって変化するか?

Research Project

Project/Area Number 04680137
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 体育学
Research InstitutionYokohama City University

Principal Investigator

玉木 伸和  横浜市立大学, 文理学部, 助教授 (60106292)

Project Period (FY) 1992
Project Status Completed (Fiscal Year 1992)
Budget Amount *help
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 1992: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Keywords呼吸筋 / 持久的トレーニング / 呼吸の仕事
Research Abstract

1.研究目的:本研究の目的は、呼吸筋の酸素消費量が持久的トレーニングによって変化するかどうかを検討することである。
2.研究方法:日常、定期的に身体活動を実施していない男子大学生10名を被験者として用いた。各被験者の最大酸素摂取量および酸素摂取量-運動負荷関係式を自転車エルゴメータで測定し、テスト運動強度および持久的トレーニング強度を算出した。持久的トレーニングの前のテストとして、空気呼吸による最大酸素摂取量の40、60および80%に相当する自転車運動を各4分間負荷した。また、呼吸の仕事量を増加させるために外的死腔を加え、同様のテスト運動を実施した。両テストで得られた肺換気量と酸素摂取量との差から呼吸筋の酸素消費量を推定した。その後、最大酸素摂取量の70%に相当する自転車運動を、1日15分間、週3回、8週間にわたって実施させた。8週間後、トレーニング前と同様のテスト運動を実施し、呼吸筋の酸素消費量の変化について検討した。
3.研究結果の概要:8週間の持久的トレーニングの結果、被験者の最大酸素摂取量は平均で約7%増加した。トレーニング前の平均の呼吸筋の酸素消費量は、40、60および80%のテスト運動強度で、それぞれ肺換気1リットルあたり4.03、4.78および5.41ミリリットルであった。トレーニング後は、それぞれ3.82、4.71および5.41ミリリットルと減少を示した。しかし、この減少は、統計的には有意ではなかった。今回の結果から、呼吸筋の酸素消費量が持久的トレーニングによって変化する可能性が示唆された。今後は、呼吸筋の酸素消費量に及ぼすトレーニング効果に性差が存在するか等について検討していきたい。

Report

(1 results)
  • 1992 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 玉木 伸和: "Effect of endurance training on oxygen cost of respiratory musclev in man." Eur.J.Appl.Physiol.

    • Related Report
      1992 Annual Research Report

URL: 

Published: 1992-04-01   Modified: 2016-04-21  

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