文部省検定済中学校用英語教科書の使用語彙に関する歴史的・実証的研究
Project/Area Number |
04680313
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Education on school subjects and activities
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
三浦 省五 広島大学, 教育学部, 助教授 (40033576)
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Project Period (FY) |
1992 – 1993
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 1993: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1992: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 英語 / 中学校 / 検定教科書 / 語彙選定 / 語彙指導 |
Research Abstract |
本研究は平成5年度が研究最終年度である。平成5年度の研究は次の3段階を経て行われた。第一段階は、分析研究の対象となる主な文部省検定済中学校用英語教科書の収集を続行した。教科書の収集は、復刻版を収集したり、東京の「教科書研究センター」(東京都江東区)所蔵の戦後の教科書等をコピーし収集した。 第二段階は、収集した教科書の本文をパソコンを使用してMS-DOSのテキスト・ファイルで分析データを作成する。そのデータを大型汎用コンピュータに整合させるため、種々の変換を加えて加工する。こうして、パソコンで作成したテキスト・ファイルは、三浦研究室の端末から広島大学総合情報処理センターの大型計算機HITAC M680に転送され、多量の文字データが迅速に処理される。すなわち、計算機は、入力されたデータを、それぞれの使用単語ごとに、それが含まれている文とともに出力し、即ち単語の意味の検討が可能となるようコンコーダンス風に出力したり、数的に集計したりして、考察のための基礎資料を作成する。 最終段階として、その基礎資料に基づいて、教科書の使用語彙を歴史的辿り、量的には勿論のこと、質的な考察を行う。この使用語彙の量的・質的考察が最終年度の主要な研究目標となっている。 最終年度の「研究実践報告書」作成時に、予定した研究の第二段階までほぼ終了し、最終段階まで達することはできなかった。したがって、「研究成果報告書」としてとりまとめることができず、成果の公表を見合わせる必要に迫られた。これは極めて残念なことであるが、データの正確さを期する上でも時間をかけるところには充分に時間をかける必要があった。
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)