Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大久保 敏 群馬大学, 工学部, 講師 (00008533)
天羽 雅昭 群馬大学, 教養部, 講師 (60201901)
松本 健吾 群馬大学, 工学部, 講師 (40241864)
林 仲夫 群馬大学, 工学部, 助教授 (30173016)
音田 功 群馬大学, 工学部, 教授 (00012906)
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Budget Amount *help |
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 1992: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
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Research Abstract |
研究代表者は研究課題の問題のうち特に熱方程式の解の時刻の関数としての解析性の研究,帯状領域への実軸からの解析接続性の研究およびconvolutionにおける基本不等式の研究を行い,それぞれ論文として発表し,あるいは出版が確定している。 さらに,最近盛んに研究が発展しているwaveletの理論への応用の研究を行い特にMeyer waveletについて,解析性,サンプリングの定理,interpolation問題についてまとまりのある成果が得られ論文として投稿中である。 また客員教授として訪問されているS.R.Pant教授の問題についてほぼ完全な解に達しているので,インドやロシアで盛んな積分変換の研究に新しい方法が提供され,かつ有力な手段であることが分かったので,今後の研究に広い展望が拓かれた。 研究分担者の林仲夫助教授は10月よりパリ大学に6ケ月間出張し、SchrddingerやKortewege-de Vries方程式の解の解析性の研究を活発に行っている。 また研究分担者の松本健吾講師は作用素環論の立場から活発な研究活動を行い多くの研究会で成果を発表した。それらのうちCuntz代数に関する成果はイギリスの雑誌に出版されることになった。 さらに,「最良近似に関する一般論と具体的な応用」および「高次元の熱方程式の解の解析性」に関する成果を修め現在原稿ができている段階であるが,これらの論文を1993年8月,プロヴィデフで開催される2つの国際会議でそれぞれ1時間招待講演を行う予定にしている。
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