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発生工学を応用した神経芽腫自然発生モデルの作成-トランスジェニックマウスに神経芽腫は発生するか-

Research Project

Project/Area Number 04807088
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field General surgery
Research InstitutionJikei University School of Medicine

Principal Investigator

山崎 洋次  東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (70114147)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 吉澤 穣治  小児医療研究センター, 研究員
水野 良児  東京慈恵会医科大学, 医学部, 助手 (60174041)
Project Period (FY) 1992
Project Status Completed (Fiscal Year 1992)
Budget Amount *help
¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 1992: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
KeywordsN-myc遺伝子 / トランスジェニックマウス / 神経芽腫
Research Abstract

<実験方法および結果>
1)導入遺伝子の作成
N-myc遺伝子の発現調節ベクターとして,SRαを用いた。SRαプロモーターの下流にN-myc遺伝子を接合させ,これを導入遺伝子とした。
2)遺伝子導入方法
BDF1マウスの受精卵350個にマイクロインジェクション法を用いて,1)で作成した遺伝子を導入した。マイクロインジェクション法によって損傷を受けずに生存できたものは80%であった。
3)受精卵の卵管移植
偽妊娠させたICRマウスの卵管内に各個体あたり2)で作成した受精卵を約30個(左右卵管へ約15ずつ)移植した。
4)テイルサザン法によるトランスジェニックマウスの判定
卵管移植後21日目に,帝切によりマウス胎児を取り出した。胎児の数は1個体あたり約15-20であった。しかしテイルサザン法によりN-myc遺伝子が確認できた個体はすべて胎児死もしていた。
<考察>
今回行った方法では,マウス個体への遺伝子導入は成功したが,すベてが胎児死亡し 目的としたトランスジェニックマウスの産出ができなかった。これを改善するにはN-myc発現調節ベクターの種類を変更することにより,遺伝子発現の時期および部位を変化させる必要がある。可能性としてはmodified SRαベクターかHonjoベクターを用いた実験系が考えられる。

Report

(1 results)
  • 1992 Annual Research Report

URL: 

Published: 1992-03-31   Modified: 2016-04-21  

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