内耳部分障害の研究-3次元の眼球運動として温度眼振を見直す-
Project/Area Number |
04807125
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Otorhinolaryngology
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Research Institution | Tokyo Women's Medical University |
Principal Investigator |
新井 寧子 東京女子医科大学, 医学部, 助教授 (50119880)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
嘉和知 直美 (飯田 直美) 東京女子医科大学, 医学部, 助手 (10232125)
土屋 由子 (久田 由子) 東京女子医科大学, 医学部, 助手 (90238296)
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Project Period (FY) |
1992 – 1993
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
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Budget Amount *help |
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 1993: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1992: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
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Keywords | 温度眼振 / 温度眼振第2相 / 三次元記録 / 半規管遮断術 / 内耳部分障害 / 重力 / velocity storage / 耳石器‐半規管連関 |
Research Abstract |
赤毛ザルの温度眼振の3次元記録より、三次元空間における温度眼振ベクトルを算出し、これを三次元直交座標上に表現するプログラムを作成した。刻々変化する温度眼振ベクトルを、頭位を考慮した空間座標系における三次元図に表現する事を試みている。 また、これと平行して、内耳部分障害のモデルとして、サルに選択的半規管遮断術を施し、術後の温度眼振の変化を検討している。その成果の一部は研究成果(1)-4)および(2)-7)に発表され、さらにデータは解析中である。 第一年度にまとめられた正常者における温度眼振第二相のデータに基ずき、一側性末梢前庭系の障害によるめまい症例について、坐位における温度眼振第2相をビデオ画像およびENGから検討し、発表した(2)-6)。さらに、めまい症例についての記録を集積中である。
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Report
(2 results)
Research Products
(6 results)