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動作法がスポーツ選手の自己認知と運動技能に及ぼす影響

Research Project

Project/Area Number 04808020
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research InstitutionJuntendo University

Principal Investigator

星野 公夫  順天堂大学, 体育学部, 教授 (00138356)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 飯嶋 正博  順天堂大学, 体育学部, 講師 (20202814)
中島 宣行  順天堂大学, 体育学部, 助教授 (40053350)
菅原 秀二  順天堂大学, 体育学部, 助教授 (10053365)
金子 今朝秋  順天堂大学, 体育学部, 助教授 (30053309)
岩渕 忠敬  順天堂大学, 体育学部, 助教授 (50053210)
Project Period (FY) 1992
Project Status Completed (Fiscal Year 1992)
Keywordsスポーツ選手 / 動作法 / 自己コントロール / 姿勢 / 自己認知 / 競技フォーム / 気づきの鋭敏化 / 荷重
Research Abstract

本研究は、スポーツ選手に動作法を適用することにより、心身の自己コントロール能力の向上や身体・環境の自己認知の変容の仕方、またこれらによって生じたと考えられる選手の技能の向上や記録の更新などとの関連性と機序を明確にすることを目的とする。そのために当初は2年計画で事例的な研究ではなく統制群をおいての実験的な検討を計画した。しかし、補助金の交付が後から追加で認められ、平成4年度のみという状況では組織的な実験計画の実施が難しく、現状は各研究分担者がそのための準備状態を整え、予備的検討をしてきた段階である。各研究分担者の準備状態とこれまでにわかった研究実績は以下の通りである。研究は次の3つに分かれる。I)運動技能の変容についての検討は、購入したビデオ・カメラを用いて飯嶋・金子が動作法によって直立姿勢や競技フォームの改善が見られることを報告し、星野・金子が垂直跳びなどの基礎運動能力や競技記録の向上が認められることを報告し、星野・飯嶋は選手の内省報告から心身の自己コントロールの向上に身体への気づきの鋭敏化などが必要となることを報告している。II)自己コントロールの上達と自己認知の変容過程の関連については、岩渕・中島が心理的な自己認知に関してはTSMIやPOMSなどのテストから必要項目を抽出したテストを作成し、実施した結果、情緒の安定性、精神的強靭さ、活動性のといった項目の増加、抑欝や情緒混乱といった項目の減少を示すことを報告している。しかし、身体的な認知の側面はテストの選択や作成に入った段階である。III)動作法の身体的制御の結果として生じる重心移動、姿勢変化については、購入したパソコンと機材でもって、菅原が片足ずつの荷重を計測できるシステムを開発・測定した結果、動作法によって荷重点が母子球方向へと移動する変化を報告している。総合的には姿勢の解析システムと研究の3柱の総括検討が新たな課題である。

Report

(1 results)
  • 1992 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-03-23   Modified: 2016-04-21  

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