非言語情報インターフェイスによる行動情報の伝送とモデル化
Project/Area Number |
04J09310
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Intelligent mechanics/Mechanical systems
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Research Institution | The University of Electro-Communications |
Principal Investigator |
杉本 麻樹 電気通信大学, 電気通信学部, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2004 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
Fiscal Year 2006: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2005: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 非言語情報 / 伝送 |
Research Abstract |
本年度は,非言語情報インターフェイスによる行動情報の伝送とモデル化の研究における三年次にあたり,初年度に選定した非言語情報インターフェイス:保持型Robotic User Interfaceを用いることによりモデル化した人間の動作情報の応用として実世界上の機器の操作を実現することを試みた.このような応用は,非言語情報に基づく遠隔での機器制御などにも繋がると考えられる. 動作情報に基づき実世界上の機器の操作を実現するために,保持型Robotic User Interfaceを通じてモデル化した人間の動作情報を計算機上に取得し,実世界上の機器をコントロールする制御装置へ伝達し制御情報として使用することを行なった.制御装置の実装としては,汎用的な機器の制御が実現できるように,電力制御と赤外線リモコンによる制御を行なうことを可能とした.この制御装置を用い,人間の動作情報に基づきファン,ライト,テレビ等の一般的な家庭で用いられる機器の操作を実現した.また,保持型Robotic User Interfaceに装着したカメラに映る実世界の指標に応じて制御対象を切り替えることにより,ユーザーの注意に応じた制御対象の動的な変更を実現することが出来た. 本研究では,保持型Robotic User Interfaceを用いてモデル化した人間の動作情報により機器制御を実現することで,非言語情報インターフェイスがユーザー同士の身体動作を通じたコミュニケーションのみではなく,ユーザーと実世界に構築した情報環境とのインタラクションにおいても有用であることを示した.
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Report
(3 results)
Research Products
(3 results)