古代エジプト新王国時代の非文学語に関する記述言語学的研究
Project/Area Number |
04J11905
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Linguistics
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
永井 正勝 筑波大学, 大学院・人文社会科学研究科, 特別研究員(DC2) (70578369)
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Project Period (FY) |
2004 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 2005: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 記述文法 / 言語変種 / 社会言語学 / 言語変化 / ダイグロシア / エジプト聖刻文字 / ヒエログリフ / ヒエラティック / 談話分析 / ディスコース / テキスト言語学 / データベース / 象形文字 / 聖刻文字 |
Research Abstract |
(1)フィールドワークの実施:2006年4月と7月に聖刻文字書体(象形文字・ヒエログリフ)で記された古典エジプト語の資料(「平和条約」の碑文)の現状を調査し、碑文の写真撮影を行った。調査実施遺跡はエジプトのカルナク神殿である。 (2)一次文献の収集・調査:「平和条約」の碑文を模写した文献を収集し、模写に誤りがないかを確認した(コレーションの実施)。この結果、従来の模写資料に若干の書き誤りが存在していることが明らかとなった。 (3)二次文献の収集・調査:「平和条約」の碑文、および古典エジプト語の文法に関する二次文献の収集・調査を行った。 (4)文法分析:「平和条約」の碑文の文法を分析したのち、同時代の資料である「文学作品(運命付けられた王子)」、「行政文書(O.Nash 1)」の文法を分析し、3つのテキストで使用されている文法の違いを考察した。この結果、形態統語論のレヴェルにおいて、テキストのジャンルごとに文法が異なることが明らかとなった。 (5)研究成果の公表:(1)から(4)の成果、とりわけ(4)の成果を「Language Variety in the 19th Dynasty」というタイトルのもとドイツで開催された古代エジプト語の国際会議(After Polotsky)で発表した(2006年9月)。また、発表内容をドイツで発行されている雑誌『Lingua Aegyptia』に投稿した(2006年12月)。その論文は現在印刷中である。また、会議の参加報告を日本オリエント学会の雑誌『オリエント』に投稿し、受理された。こちらの原稿も現在印刷中である。
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)