Project/Area Number |
05045013
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Research Category |
Grant-in-Aid for international Scientific Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | University-to-University Cooperative Research |
Research Institution | Takushoku University |
Principal Investigator |
福嶋 正徳 拓殖大学, 政経学部, 教授 (40083175)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
DEL Nero He サンパウロ大学, 認知科学グループコーディネーター, 教授
DE Toledo Jo サンパウロ大学, 経済=経営学部, 教授
DE Araujo Br サンパウロ大学, 政経学部・政策=戦略センター, 科学部長 教授
MIYAGI Paulo サンパウロ大学, 工学部・機械科, 準教授
CORDANI Umbe サンパウロ大学, 高等研究所・地質学研究所, 所長 教授
仁木 輝緒 拓殖大学, 工学部, 助教授 (90125336)
巻田 和夫 (巻田 和男) 拓殖大学, 工学部, 教授 (40129945)
高橋 敏夫 拓殖大学, 商学部, 教授 (40119467)
森田 矢次郎 拓殖大学, 工学部, 教授 (70016301)
飯森 嘉助 拓殖大学, 政経学部, 教授 (20109747)
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Project Period (FY) |
1993 – 1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥7,500,000 (Direct Cost: ¥7,500,000)
Fiscal Year 1995: ¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
Fiscal Year 1994: ¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
Fiscal Year 1993: ¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
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Keywords | 来日留学希望研究者 / 入試環境 / 情報機器エンド・ユーザー / 工学研究と産業構造 / 伯国大学教員の環境 / 比較文化論 / 価値変容 / 博物館学 / 科学・技術の公開性 / 文化・社会的背景の相異 / 教育環境 / 交流財源 / 交流者決定機関 / 日・米・伯2国間関係 / 受入大学の個別環境 / 日・伯学術交流の「設計図」 |
Research Abstract |
日本側派遣2名:(1)森田矢次郎教授は、評価理論と日本の工学教育についてサンパウロ大(USP)、リオデジャネイロ連邦立大で講演、意見交換:来日希望研究者の面接、入試環境調査。(2)高橋敏夫教授は、情報機器エンド・ユーザーの視点から、USP内の環境調査。同時にブラジルの情報産業=環境政策に学内外での意見交換。ブラジル側招聘2名:(1)P.E.Miyagi準教授・工博は、工学研究・教育と産業社会構造の転換との関連の視点から、日・伯比較の講演・討議。伯国大学教員の環境・日系の学会活動に言及。(2)J.T.Coelho教授・文博は近現代・未来指向的比較文化論の視点から、講演:ポスト近代諸文化政策、討論:価値変容に関する日伯共同研究構想。USP大博物館学修士課程新設構想に関連し、日本の経験に関心。文化庁諸機関訪問。長官官房総務企画栗原祐司係長、東京国立博物館学芸部大隅晶子法隆寺宝物室長、東京国立文化財研究所保存科学部三浦定俊部長、同庶務課貴志辰夫国際交流主幹、国立西洋美術館雪山行二学芸課長、東京国立近代美術館美術課長等(順不同・敬称略)と面接(福嶋同伴)。その他、(1)USP高等研究所長U.Cordani教授・工博の来日(国連主催世界(防災)会議=科学技術委員会委員)の機に、両大学学術交流上の重要検討課題に関する会議、地球規模の持続可能な発展と題する公開講演。特に(a)軌道に乗りかけたこの交流に、確たる継続性を与え、且つ両国の学術交流の根底をなす研究課題として、激動する国際環境の下での両国における価値の多様性・体系の変容を基本テーマとすることを確認。(b)交流上の相互主義の即時具体化(国際運賃の派遣国側負担、滞在費等の招聘国側負担)努力を確認。(2)USPコンピューター科学科R.Terada準教授・工博(NTTとの共同研究で滞日中)に、高橋敏夫教授関連領域の視点から講演・討論=同学科の教育環境。以上全体としてブラジル側の積極的な姿勢が伺われた。「設計図」の下地が構築されつつある。
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