Project/Area Number |
05101002
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Research Category |
Grant-in-Aid for Specially Promoted Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Physics
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
福来 正孝 京都大学, 基礎物理学研究所, 助教授 (40100820)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
関口 真木 国立天文台, 助手 (40216528)
池内 了 (池内 丁) 大阪大学, 理学部, 教授 (90025461)
土居 守 東京大学, 理学部, 助手 (00242090)
岡村 定矩 東京大学, 理学部, 教授 (20114423)
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Project Period (FY) |
1993 – 1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥320,000,000 (Direct Cost: ¥320,000,000)
Fiscal Year 1995: ¥6,000,000 (Direct Cost: ¥6,000,000)
Fiscal Year 1994: ¥149,000,000 (Direct Cost: ¥149,000,000)
Fiscal Year 1993: ¥165,000,000 (Direct Cost: ¥165,000,000)
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Keywords | モザイクCCD / 自働天体解析ソフトウェア / サ-ヴェイ観測 / 測光観測 / 測光較正 / 側光観測 / 側光較正 / 自動天体解析ソフトウェア / サーヴェイ観測 |
Research Abstract |
(1)CCDカメラの製作.カメラ用機械部品及びデータ読出用電子部品の総を製作、試験を完了しているが、アメリカ側担当の望遠鏡部品の一部である水晶補正板の完成が遅れている為、其補正板の上で組立作業を行う事が必要なカメラの最終完成には至っていない.最終完成は本年8月末と見込まれる. (2)当初日本側で担当したフィルター(光学領域)の製作は前年度に此を完了しているが、アメリカ側の担当製作した紫外フィルターの特性が要求基準を満たしていない為、本年度日本側で新たに製作した.フィルターに関しては凡の製作を完了、特性測定を終えており、補正板への貼付を行うべく其納入を持っている。 (3)測光解析ソフトウェアの暫定版は既に完成しており、実際に大量の観測データのオンライン解析に用いる為のものも一部を除いて出来上がっており、シミュレーションを用いたテストも終えつつある。然乍、此等のソフトウェアは実際の観測データを用いて最終検定を行う必要があり、此部分は望遠鏡製作(アメリカ側)の遅れの為未だ実行する事が出来て居ない。 (4)ソフトウェア検定作業に用いるシミュレータは未だ改善の余地はあるものの一応満足出来るものが出来上がっており、項目(3)及び他のソフトウェア作業の目的の為に大いに利用されている。 (5)測光較正。測光システムを定義する為の予備作業は終了しており、論文として発表済である。測光標準候補のリストには更に詳しく検討修正が加えられ、幾個かの候補星に関しては今年度予備的な観測が為され予想値と観測値の差が約±2〜3%と言う満足すべき結果を得ている。現在、本観測に入るべく本格的な観測機械の組立を終了し、其性能試験、微調整を畧終えた段階である。 (6)分光標的選定の為の研究。本年度は此項目に手を付ける余力を得なかった。 (7)scienceを行う為の予備研究。本計画で得られる筈のデータと類似した観測データを用い銀河数計測に目標を置いて銀河測光及び銀河星分類の研究を行った(論文準備中)。亦銀河の明るさと距離の測定より銀河の高度函数を導くソフトウェアを書き上げた。 本年度は最終年度であるがアメリカ側担当部分に大幅な遅れがある為、我々の計画も当初の目標を未だ達成し得ていない。此為報告書の提出の延期を求めているところである。
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Report
(3 results)
Research Products
(8 results)