Project/Area Number |
05215210
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Ibaraki University |
Principal Investigator |
泰中 啓一 茨城大学, 理学部, 助教授 (30142227)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
菅野 正吉 茨城大学, 理学部, 教授 (00007759)
西森 拓 茨城大学, 理学部, 助手 (50237749)
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Project Period (FY) |
1993
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
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Budget Amount *help |
¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 1993: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
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Keywords | エコロジー / 格子モデル / シミュレーション / 絶滅 / カタストロフィー / 間接効果 / 空間パターン / 相転移 |
Research Abstract |
位置固定反応法(PFR)というシミュレーション手法を主として生態系のモデルに適用した。具体的には次のような結論を得た。 1.ある不要な生物を除去しつづけてもその生物は減るとは限らない。 2.生態系におけるカタストロフィーの原因を究明することは不可能である。 たとえばバッタの個体数が突然増えたとき、生態学者は通常その生物種にとって有利な環境要因を探す。しかしそれはあまりにも短絡的すぎる。なぜならバッタとはまったく関係のない生物による環境影響が巡り巡ってバッタの増加を間接的に引き起すからである。それどころか逆にバッタにとって不利な環境要因からでもバッタの異常増加が起こる可能性があることを示した。この結果はダーウィンの単純な進化論を否定することになる。
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)