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連続音声合成における感情を考慮した音韻環境の協調処理に関する研究

Research Project

Project/Area Number 05220224
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas

Allocation TypeSingle-year Grants
Research InstitutionRitsumeikan University

Principal Investigator

小川 均  立命館大学, 理工学部, 教授 (40116009)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 松村 雅史  大阪電気通信大学, 工学部, 助教授 (80209618)
Project Period (FY) 1993
Project Status Completed (Fiscal Year 1993)
Budget Amount *help
¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
Fiscal Year 1993: ¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
Keywords音声合成 / 感情 / 音韻 / 協調処理
Research Abstract

以下の研究実績を得た.
1.驚き,怒り,喜び,悲しみの感情,および,平常が感じられる5母音の人間の音声データを収集し,分析を行った.調音パラメータと感情についての関係を得た.とくに,基本周波数(ピッチ周波数)に関しては,各感情に対する変化パターンの仮説が得られた.さらに,その仮説パターンを用いて音声合成し,聴覚実験を行うことにより,各感情を表す基本周波数の変化パターンを最終的に得た.また,声道形状の変化を調べるため各フォルマント周波数の相関関係を抽出した.その結果,各感情に対して第1,第2フォルマントの相関に一定のパターンがあることが分かった.
2.上記分析の結果を反映できる連続音声合成システムをつぎのように構築した.各器官の動きに対して言語情報および音韻環境からの制約があり,それらは各器官に対して独立して与えられる.各器官が上記の音声発声のための制約と各器官の物理的制約を満たした動きをシミュレーションするため分散制約充足を行う協調問題解決器を構築した.この協調問題解決器を用いて連続音声合成システムを構築した.
実験用ワークステーションを2台にし,両計算機に舌形状シミュレーションシステムと音声合成システムを分散させ,処理の高速化を行う.このためのプロトコルとプロセス間通信のためのパッケージMsystemを開発した.

Report

(1 results)
  • 1993 Annual Research Report

URL: 

Published: 1993-04-01   Modified: 2016-04-21  

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