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¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 1993: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
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Research Abstract |
超臨界二酸化炭素流体中への溶質の溶解度のエントレーナー依存性を調べるために,積分方程式による分布関数および自由エネルギーの計算を行なった。溶質としてナフタレンまたエントレーナーとしてオクタンを選び,少量のオクタン添加による溶解度の上昇の原因を検討した。純溶媒の場合には積分方程式は臨界点(温度T^*=1.3〓)のかなり近くまで(T^*=1.4)非較的簡単に得られたが,混合流体ではT^*=1.65が普通の方法で収束させる限界であった。純流体の場合には,溶解度はかなり正確に実験事実を再現でき,また混合流体ではエントレーナーによる溶解度の上昇もみられた。この原因はエントレーナー種による圧力の低下と溶質の周囲の大きな濃度ゆらぎによることが確認された。
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