Project/Area Number |
05225228
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
松本 和子 早稲田大学, 理工学部, 教授 (60111457)
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Project Period (FY) |
1993
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 1993: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
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Keywords | 硫黄架橋配位子 / ルテニウム錯体 / ヒドラジン |
Research Abstract |
1.既に合成している硫黄架橋二核ルテニウム錯体へのヒドラジンおよび窒素分子の配位反応とその反応生成物のキャラクラリゼーション:単結晶x線構造解析、電気化学的手法による酸化還元反応の解析、IR、ラマン分光法による配位窒素分子の結合状態の解析、NMRによる溶存種の固定と溶液での構造の決定、XPSによる金属および配位原子の酸化状態の決定を行った。 2.上述の二核ルテニウム錯体とエーテル、ケトン、アルコール等基本的有機物との反応の解析:既にこれらのルテニウム錯体がエーテルのbeta位のCHを活性化してbeta-Cがルテニウムに配位すること、アセトンのalpha-位のCもルテニウムに配位することなどを反応生成物の単結晶x線構造解析で明らかにしている。この際、錯体が一電子還元を受けることが判明した。 3.チオール架橋ルテニウム二核錯体の光反応とこれを用いる窒素分子の配位反応:二個のチオールがルテニウム二個を架橋した錯体を既に合成しているが、これに配位しているホスフィンを光反応により脱離させ、さらに配位しているカルボニルを化学的反応で脱離させて窒素の配位を可能にすることを検討したが今のところ成功していない。
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