新規カルコゲノカルボン酸典型元素誘導体:系統的な合成法の開発と応用
Project/Area Number |
05236216
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Gifu University |
Principal Investigator |
加藤 晋二 岐阜大学, 工学部, 教授 (40021589)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
神田 貴宏 岐阜大学, 工学部, 助手 (30234157)
村井 利昭 岐阜大学, 工学部, 助教授 (70166239)
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Project Period (FY) |
1993
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1993: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | カルボン酸 / エステル / 硫黄 / セレン / カルコゲン / カルコゲノカルボン酸 / セレノカルボニル / 典型元素 |
Research Abstract |
本研究ではカルボン酸誘導体の酸素原子を硫黄、セレン、或るいはテルル原子で置換した同族体の合成法の確立と物理化学特性や反応性を明らかにすることを目的としている。その内、炭素-セレン二重結合を有する同族体のうち1と2は既知である。今回、我々は3並びに4の合成法を検討し、種々の誘導体の合成に成功した。即ち、以下に示す4通りの方法で、何れもカラムクロマトグラフィーにより効率良く60〜90%の収率で合成することができた。得られた3は赤紫から濃青色で、4は濃青色から緑色を呈する何れも空気中で不安定な液体であるが、-20℃付近で無酸素下では長期間の保存が可能であることが明らかとなった。
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Report
(1 results)
Research Products
(7 results)