ステロイドホルモンの海馬神経細胞に対するtoxic effectに関する研究
Project/Area Number |
05251102
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | The Open University of Japan |
Principal Investigator |
鬼頭 昭三 放送大学, 教養学部, 教授 (00010140)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三好 理絵 東京女子医科大学, 助手 (80209965)
仙波 純一 放送大学, 教養学部, 助教授 (30183429)
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Project Period (FY) |
1993
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
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Budget Amount *help |
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 1993: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
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Keywords | カイニン酸 / glucocorticoid / nicotine / dexamethasone / in situ hybridization / in vivo microdialysis / estrogen / Ca^<2+> |
Research Abstract |
我々は先にラット海馬培養神経細胞を用いてカイニン酸による神経細胞毒性をglucocorticoidが用量依存性に培養することを認めた。 この際glucocorticoidのみでは海馬培養神経細胞に対して毒性を示さないことを認めた。 本年度はこの海馬培養神経細胞に対するdexamethasoneのカイニン酸毒性増強作用の作用に対してnicotineがどの様な影響を与えるかを検討した。この際カイニン酸の量及び、dexamethasoneの量はそれぞれ10^<-5>M及び10^<-4>Mとした。 nicotineは、10^<-9>M〜10^<-4>Mの範囲内の用量依存的にdexamethasoneの毒性増強作用を抑制し、細胞保護的に働くことを認めた。 一方扁桃核細胞に対するestrogenの作用を検討した結果、estrogen単独で、低濃度では細胞保護的に、高濃度では用量依存的に細胞毒性を示すことが判明した。これらのdexamethasone、estrogenの細胞毒性作用及び、nicotineの細胞保護作用のメカニズムについてin vivo microdialysis及びin situ hybridization法によって検討した。 その結果、glucocorticoidは、ラット海馬におけるglutamateの放出を増強させることを認めた。また、estrogen投与がc-fosの発現をきたすことを明らかにした。 estrogenの細胞毒作用については扁桃核培養神経細胞の細胞内Ca^<2+>濃度にあたえるestrogenの作用について検討した。estrogenは細胞内Ca^<2+>濃度の上昇をきたし、この上昇が、10分以上にわたって持続することを認めた。このCa^<2+>濃度の上昇がどのような遺伝子を介するものかを検討中である。
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Report
(1 results)
Research Products
(8 results)