Project/Area Number |
05256207
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
小島 至 群馬大学, 内分泌研究所, 教授 (60143492)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
柴田 宏 群馬大学, 内分泌研究所, 講師 (20235584)
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Project Period (FY) |
1993
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1993: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | アクチビンA / フォリスタチン / 血管平滑筋細胞 |
Research Abstract |
本年度は培養血管平滑筋細胞(VSMC)を用い、アクチビンAとフォリスタチンの産生を検討した。 1)VSMCにおけるアクチビンAの産生 VSMCに血清あるいは血小板由来成長因子(PDGF)を投与するとアクチビンAの産生が増加する。この作用は血清やPDGFのDNA合成促進作用とよく相関し、これらの因子によるDNA合成を抑制する条件下に消失した。PDGFによるアクチビンA産生増加の時間経過を見るとVSMCがG_1期を進行しS期に入る過程でアクチビンAの産生が促進された。 2)VSMCにおけるフォリスタチンの産生〓VSMCの培養上清中にはフォリスタチンが存在した。フォリスタチンの放出もまたPDGFなどの増殖因子によって促進された。様々な検討からフォリスタチンの産生を調節しているのはVSMCにおいて産生されるアクチビンAであることが明らかになった。フォリスタチンがアクチビンAの作用をブロックすることを考えるとこれは一種のフィードバック機構であると考えられた。
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