肝炎デルタウィルスRNAリボザイム活性ドメインの構造研究
Project/Area Number |
05265211
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Yokohama National University |
Principal Investigator |
上杉 晴一 横浜国立大学, 工学部, 教授 (70028851)
|
Project Period (FY) |
1993
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
|
Budget Amount *help |
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 1993: ¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
|
Keywords | リボザイム / RNA / 構造 |
Research Abstract |
1.HDVリボザイム活性ドメインの設計 Beenらのプソイドノットモデルを参考にし、基質成分の13-mer、酵素部分の15-merおよび34-merの3本のRNAオリゴマー鎖からなる系を設計し、T7RNAポリメラーゼを用いた合成に必要なプロモーターおよびテンプレート部分の配列を含む2重鎖DNA(30、32、および51塩基対)を合成した。 2.T7RNAポリメラーゼの大量調製 T7RNAポリメラーゼ遺伝子を含むプラスミドを用い、大腸菌を利用してT7RNAポリメラーゼを大量に調製し、硫安沈澱および陽イオン交換クロマトグラフィーにより精製した。 3.T7ポリメラーゼ系を利用したRNAオリゴマー合成条件の検討 T7ポリメラーゼによるRNAオリゴマー合成の最適な反応条件を調べた。その結果、マグネシウムイオン濃度を、過剰に使用するヌクレオシド三リン酸の濃度とほぼ同じにすることが重要である事がわかった。 4.RNAオリゴマーの合成 上記の条件を用いて、RNAの合成を行い、ポリアクリルアミド電気泳動により分離精製し、3種類のRNAオリゴマーを得た。 4.^<15>N標識したRNAオリゴマー合成の予備実験 ^<15>N標識したRNAの酵素的な加水分解とリン酸化により、標識したグアノシン三リン酸(GTP)を調製した。
|
Report
(1 results)
Research Products
(3 results)