Project/Area Number |
05274102
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
小川 智也 東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 教授 (30087572)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
遠藤 正彦 弘前大学, 医学部, 教授 (20004616)
隅田 泰生 大阪大学, 理学部, 講師 (70179282)
畑中 保丸 富山医科薬科大学, 和漢薬研, 助教授 (30111181)
木曽 真 岐阜大学, 農学部, 教授 (90092931)
稲垣 冬彦 東京臨床医学総合研究所, 生理活性物質研究部門, 部長 (70011757)
長谷川 明 岐阜大学, 農学部, 教授 (10026429)
梶本 哲也 理化学研究所, 国際フロンティア・糖情報工学, 副チームリーダー (80185777)
楠本 正一 大阪大学, 理学部, 教授 (30028253)
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Project Period (FY) |
1996
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1996)
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Budget Amount *help |
¥135,400,000 (Direct Cost: ¥135,400,000)
Fiscal Year 1996: ¥37,300,000 (Direct Cost: ¥37,300,000)
Fiscal Year 1995: ¥36,000,000 (Direct Cost: ¥36,000,000)
Fiscal Year 1994: ¥33,100,000 (Direct Cost: ¥33,100,000)
Fiscal Year 1993: ¥29,000,000 (Direct Cost: ¥29,000,000)
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Keywords | aFGF / ヘパリン / セレクチン / LTA / ビオチン化プローブ / ヒアルロニダーゼ / LIF / GAG / シアロ複合糖質 / リポタイコ酸 / 光アフィニティープローブ / ピューロマイシン / コンドロイチン硫酸 / ユビキチン / リピドA / リガンド / グアニジドガラクトース / セラミド / プロテオグリカン |
Research Abstract |
稲垣はaFGFとヘパリンの相互作用、ミッドカインによるヘパリン認識および、ヒアルロン産結合ドメイン1inkの立体構造決定に関し、NMR法により成果を得た。隅田は、グラム陽性細菌のLTA画分からIL-6誘導活性を示す成分を分離し、それらが高分子量の糖脂質であることを解明した。長谷川と木曽は、種種のガングリオシドの合成に成功した。畑中は、新規プローブの開発とラベルタンパク質の単離操作の効率化に成功した。遠藤は、天然型および非天然型のグリコサミノグリカンの、酵素的合成ルートを開拓した。小川はコンドロイチン硫酸の再構成実験を通して、その生合成系の解析を共同研究により追求し、成果を得た。またLIFを対象として、動的細胞発現系を利用して糖鎖機能の解析を行った。北原は、糖タンパク質輸送阻害剤の機能ドメインに関して合成化学的研究を行い、成果を得た。豊島は非天然型の糖脂質を調製して、生理活性相関に知見をえた。長谷は、脳特異的糖鎖を調製し、人工糖脂質としてプローブ化した。岡崎はセラミドシグナル系の解析を進め、そのリン酸化誘導体の機能解析に知見を得た。以上の研究実績は、糖鎖複合体の解析・分子設計および再構成の総合的観点から、国際的に先端を行くものである。
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