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腎移植患者ケアに関する看護倫理実践システムの国際比較と看護倫理ガイドラインの開発

Research Project

Project/Area Number 05301087
Research Category

Grant-in-Aid for Co-operative Research (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Nursing
Research InstitutionHiroshima University

Principal Investigator

中西 睦子  広島大学, 医学部, 教授 (00070681)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 渡会 丹和子  千葉県立衛生短期大学, 看護学科, 講師 (10220948)
志自岐 康子  東京都立医療技術短期大学, 看護学科, 助教授 (60259140)
横尾 京子  広島大学, 医学部, 助教授 (80230639)
片田 範子  兵庫県立看護大学, 看護学部, 教授 (80152677)
南 裕子  兵庫県立看護大学, 看護学部, 教授 (70094753)
Project Period (FY) 1993
Project Status Completed (Fiscal Year 1993)
Budget Amount *help
¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 1993: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Keywords移植医療 / 腎移植 / ドナー / レシピエント / 看護倫理 / 倫理ガイドライン / 倫理委員会 / 道徳的ジレンマ
Research Abstract

本研究班はこれまで腎移植をとりあげ、平成3・4年度には看護職が直面している問題と彼らが実際にはたしている役割を倫理的側面からとらえ、先端医療における看護倫理の問題を明らかにし、今後の実践を方向づけるために、腎移植看護倫理ガイドラインの大要を作成した。今回はそれにもとづいて1)現状に即した看護倫理実践システムを設計し、システムの運営上欠かせない要素の1つとして2)腎移植看護倫理ガイドラインの実践編を作成し、それが実際の使用に耐えるかどうかを検証した。
上記1)については、USAから関連資料を取り寄せ分析した結果、ならびに文献等にもとづいて看護倫理実践システムの構成要素を取り出し、これを日本の現状に合わせたものに編成して、倫理的問題の相談調整機能と人材育成とが同時的かつ相補的に発達していくような1つの循環的システムを設計した。このシステムは完成に至るまで3つの段階をふむことが想定されている。
2)については、本研究の予備調査(平成3年度)における看護婦対象の面接記録をおもなデータ源とし、実践現場で看護婦が直面している倫理的問題を洗い出し、それにもとづいてガイドライン実践編の試案を作成した。これを実際にT大学病院腎移植病棟に勤務する看護婦18名が使用して示した反応を分析した結果、1)ガイドラインについての使用者の誤解、2)作成の前提における問題点、3)システム上の責任と個人の責任の未分化、4)用語の問題、5)ガイドラインのサイズなどの問題があることが判明した。改善点と目すべきは、a.ガイドラインとマニュアルの違いをはっきり示し、b.倫理的問題とは何かをさらに詳細に説明し、c.作成の前提にあった問題点を解消する必要のあることである。こうした評価をふまえて当初のガイドライン試案を修正した。これによってガイドラインはあらためて実践編と解説編から構成されたが、その検証は今後の課題である。

Report

(1 results)
  • 1993 Annual Research Report

URL: 

Published: 1993-04-01   Modified: 2016-04-21  

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