Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小池 勲夫 東京大学, 海洋研究所, 教授 (30107453)
角皆 静男 北海道大学, 水産学部, 教授 (00001587)
小川 利紘 東京大学, 大学院理学研, 教授 (70011616)
浅井 富雄 広島大学, 総合科学部, 教授 (80025288)
大島 康行 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (40063250)
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Budget Amount *help |
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 1993: ¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
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Research Abstract |
IGBPのコアプロジェクトごとに,国内・国外の情報と資料を集め,交換した。その成果は平成6年2月8日と,9日,日本学術会議において開催した報告会に提出した。IGBP研究推進者ばかりでなく,地球環境研究に広くたずさわっている大学および国立研究機関の科学者・行政と政策担当者・企業関係者など各方面の人びとが会合に参加し検討した。このときの講演アブストラブト集は今年度の成果のひとつである。外国人を招待した会合については、今年度は特に,陸上生態系の分析(Global Change of Terrestrial Ecosystem,GCTE)に焦点をしぼった。平成5年9月3〜6日,東京において会合し,特に,わが国が中心になってまとめに国際的計画“モンスーンアジアの陸上生態系プロジェクト(Terrestrial Ecosystem of Monsoon Asia,TEMA)"について討論し,正式に出発することが決定した。 日本IGBPの国内委員会の招待で,平成6年1月15日〜17日東京においてIGBP-STARTの一部であるTEACOM(Temperate East-Asia Committee)の会合を開催した。東アジアにおける地域的研究ネットワーク/中心(Regional Research Network/Center)の組織づくりのための会合で,IGBPの執行部(ストックホルム),START事務局(ニューヨーク),事務局長(北京)などと日本・中国・モンゴル・台湾・ロシアからの出席者によって具体的計画が討議された。 IGBPニュース(日本分)を刊行し,国内・国外の情報を各研究者の間に配付した。また,研究代表者は日本のIGBPの現状をとりまとめ平成6年3月13〜16日,ドイツ(ボン)で開催される各国国内委員長会議において報告する。 日本政府は,地球環境研究に関連してアジア太平洋地域のネットワーク(Asia-Pacific Network,APN)を計画中で平成6年1月20〜21日関係各国の政府関係者・科学者を招待し,日本の各省庁関係者とともに検討を行った。ここでも研究代表者吉野,分担者大島,樋口は大きな役割を果たした。
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