Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
古谷 雅樹 東京大学, 名誉教授 (50011482)
南川 隆雄 東京都立大学, 理学部, 教授 (30087001)
福田 泰二 千葉大学, 教養部, 教授 (50011614)
東江 昭夫 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (90029249)
岩槻 邦男 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (10025348)
|
Budget Amount *help |
¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 1993: ¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
|
Research Abstract |
1993年8月-9月に開催された国際植物科学会議は,総参加者数4143名(内訳:正会員2829名、学生会員578名、非出席会員17名、1日会員566名、同伴会員153名)となり、大成功のうちに幕を閉じた。本研究では、この会議の準備、会議後の関連諸分野の統合化に関する情報の収集、会議の報告書の作成など次のように行った。 1国際植物科学会議では300に近い数のシンポジウムやワークショップなどが企画された.分担者は会議中およびその後において,植物科学の関連各分野における今日的な研究課題と将来ヘの課題を,より広い視点において調査し,研究の現状を分析,総括し,未来への展望を構築するにふさわしい研究課題について検討した. 2基礎植物科学,農学関連植物科学,薬学関連植物科学の各分野について,研究の現状分析を行い,総合化を考えた.今日では,基礎植物科学と農学,薬学との境界があいまいになっているため,基礎植物科学ワーキンググループに対しては農学,薬学分野の基礎植物科学に関連する研究を行なっているメンバーを,逆に農学や薬学のワーキンググループには理学分野のメンバーを加え,日本の既存の学会の枠をこえた研究の発展のための学際的総合化の可能性を検討した. 3研究の現状と動向に関する分析結果は,全体会議などを通じて総合化され,報告書にまとめられている。この調査結果は,今後の国際植物科学会議の企画に活用されると同時に,今後我が国で開催される大型の国際会議の資料となろう。また日本におけるIABMSとの対応の為にも,有効に利用出来るようにしたい。 4総ての調査は、幾つかのワーキンググループによって近傍領域の総合化を行うことから始まり、最終的に全体会議でまとめられ,報告書とすることにした.
|