Project/Area Number |
05354016
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Research Category |
Grant-in-Aid for Co-operative Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Structural biochemistry
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
鈴木 紘一 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (80011948)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
川島 誠一 東京都臨床医学総合研究所, 遺伝情報, 室長 (60008571)
木南 英紀 順天堂大学, 医学部, 教授 (10035496)
佐々木 實 名古屋市立大学, 医学部, 教授 (10080003)
鮫島 達也 青山学院大学, 理工学部, 教授 (50082772)
勝沼 信彦 徳島文理大学, 健康科学研究所, 教授 (50035375)
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Project Period (FY) |
1993
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
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Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 1993: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
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Keywords | プロテアーゼ / 蛋白質分解 / プロテアーゼインヒビター / プロセシング |
Research Abstract |
平成6年10月30日から開催される第10回細胞内蛋白質分解に関する国際会議(第10回ICOP)で取り扱うトピックスを決定することを目的として討議を重ねた。各班員が各自の専門領域を中心に最新の話題を整理しすると共に、世界20ヶ国以上の専門家からいけんを聴取し、現在最も話題性のあるトピックスや近い将来面白く発展すると思われる話題を集約した。これらの結果について全班員の班会議を3回、小規模の集会を5回、及び公開シンポジウムを1回開催し、集められた話題について討議し、話題の整理を行なった。その結果、ホットな話題として、抗原蛋白質のプロセッシングと提示、細胞分化、脳神経機能と長期記憶増強、蛋白質分解の初発段階の選別機構等の正常な生体機能とプロテアーゼの研究で最近大きな進展があったとの認識で一致し、これらの話題を中心にセッションをつくることにした。 また、プロテアーゼの構造と機能相関では特に、メタロプロテアーゼのX線解析が行なわれ、癌の浸潤・転移、リューマチなどに作用するプロテアーゼに対するドラッグデザインが行なわれつつあり、一大トピックスであること、さらに、アルツハイマー病とプロテアーゼの関係が明確になってきたので、アルツハイマー病における蛋白質分解についての概説も重要で、これら2つを基調講演にすることにした。 アポトーシス、ウイルス感染、高血圧、骨粗しょう症などに関しても、プロテアーゼ作用の機能との関連で重要であり、適当な話題であることで一致した。 以上のホットな面でのセッションの他に、種々のプロテアーゼとインヒビターの構造と機能、生理作用など、基本的話題を扱う基本的なセッションを組み合せてICOPの講演を行なうことにした。
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Report
(1 results)
Research Products
(7 results)