Project/Area Number |
05354029
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Research Category |
Grant-in-Aid for Co-operative Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
宮田 隆 京都大学, 理学部, 教授 (20022692)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
堀 寛 名古屋大学, 理学部, 教授 (60116663)
植田 信太郎 東京大学, 大学院理学系研究科, 助教授 (20143357)
宝来 聰 国立遺伝学研究所, 総合遺伝研究系, 助教授 (40126157)
五條堀 孝 国立遺伝学研究所, 遺伝情報研究センター, 教授 (50162136)
長谷川 政美 統計数理研究所, 予測制御研究系, 教授 (60011657)
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Project Period (FY) |
1993
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
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Keywords | 分子進化 / 形態進化 / 化石DNA / 分子系統進化学 / ウイルスの進化 / コンピュータによる遺伝子解析 |
Research Abstract |
来年度より発足が予定されている重点領域研究「分子進化学の新展開」では、イ)形態進化と分子進化の関係、ロ)絶滅種や化石からDNAを単離し、分子系統進化学の新しい展開を計る、ハ)始原生物の進化と真核細胞の起源、ニ)ウイルスの進化、ホ)遺伝子解析法の開発、を重点的に追及していくが、本研究はこれらの課題に関し、予備的調査と計画の詳細な検討、並びに研究体制の確立を目指し、重点領域研究の計画の円滑な実施を可能にすることを目的として実施された。その結果、以下のことが確認された。 1.総括的検討のための委員会を2回開き、イ)形態進化と分子進化の関係、ロ)絶滅種や化石DNAの単離を主要な研究目的とすることを確認した。 2.動物学・植物学などの周辺領域の研究者に分子進化学を広めることを確認した。そのために、動物学・植物学・古生物学を専門とする研究者と分子進化学者による合同のシンポジウムを、平成6年1月13日-14日の2日間、東京で開催した。その結果、130人に上る参加者があり、活発な討論が行われ、極めて有意義なシンポジウムとなった。 3.こうしたシンポジウムを重点領域研究に於いても継続していくことを確認した。 4.さらに分子進化学を広める目的で、分子進化学のスタンダードな教科書を出版することを計画した。 5.さらに、メンバーの個々人による課題に関する調査を行った。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)