Project/Area Number |
05354030
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Yokohama City University |
Principal Investigator |
西村 善文 横浜市立大学, 大学院総合理学研究科, 教授 (70107390)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
白川 昌宏 大阪大学, 蛋白質研究所, 助手 (00202119)
片平 正人 横浜国立大学, 工学部, 講師 (70211844)
森川 耿右 (株)蛋白質研究所, 部長 (80012665)
相本 三郎 大阪大学, 蛋白工学研究所, 助教授 (80029967)
稲垣 冬彦 (財)東京都臨床医学総合研究所, 部長 (70011757)
|
Project Period (FY) |
1993
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
|
Keywords | 蛋白質 / NMR / X線 / 高次構造 / DNA / 転写因子 / シグナル伝達 / 相互作用 |
Research Abstract |
本年度の総合研究(B)は、来年度発足する重点研究「情報認識蛋白質」の活動を円滑に行うために3回の班会議や幹事会と1回の研究会を開催した。8月の班会議において来年度の重点研究の計画班の構成や役割分担について協議した。また重点とする研究対象や特に高次構造解析のための設備等の重点的配備の打ち合せを行った。また1月には班会議と構造生物学のための研究会を行った。研究会においては40名以上の参加者を得て、特に高次構造解析のための蛋白質の機能研究を行っている人を中心に講演をしてもらい、質疑応答を行った。セッションは基本転写因子、転写因子、RNA結合蛋白質、構造生物学の現状と将来、シグナル伝達、方法論の6つのセッションからなり、2日間に渡って夜遅くまで発表・討議が行われた。その活動を通じて、今後重点的に研究対象とする蛋白質に関しての内容についての理解が深まった。また研究活動として班員を中心に以下の研究を行った。1)DNA結合蛋白質・DNA複合体の構造解析のために転写因子であるMyb蛋白質のDNA認識機構や複合体のNMRの測定と結晶化を行い、さらに転写因子であるGAL4やIRF-2のNMRによる解析を行った。2)蛋白質・蛋白質複合体の構造解析としてシグナル伝達の系のSH3蛋白質の高次構造解析を行い、さらにSH2とSH3の両方を含む系でNMRの測定を始めた。3)新しい構造解析法の開発として種々の機能ペプチドを合成しNMRの測定を始めた。以上の事に関して発表され来年度発足する重点研究のための予備的な成果が報告された。さらに3月には幹事会を開き来年度発足の重点研究の審議を行った。
|
Report
(1 results)
Research Products
(6 results)